2014-01-01から1年間の記事一覧

魔王・巨椋修からのメッセージ

やがて鐘が鳴り、我らの一年が終わる。 魔王巨椋修(おぐらおさむ)から人生の真理を聞かせてやろう。人生はほんのささいな偶然の積み重ねなのだ。交通事故に遭う奴を思い浮かべてみるといい。その日の朝、もし何かにつまづいて、3秒歩みが遅れていたとすれ…

もし仲間はずれにされたら

仲間はずれにされるってとてもつらいし悲しいことですよね。できるなら、仲間はずれなんてことはないほうがいいんですけど、でも人には好き嫌いがあって、仲のいい人同士が仲良しグループを作るのは当たり前っていってもいいでしょう。仲良しグループを作ら…

ニートを非国民といっている人は愚かである

※画像は本文と関係ありません。 ニートやひきこもりに対して「何の生産もせず、社会に何の還元もしていない非国民だ!」「おまえたちは税金も納めず、国民の義務を果たしていない!」「強制収容して、強制労働させるべし!」 なんていう人がいたりしますよね…

巨椋に聞け!『人が生きる意味とは?』

相談;『人が生きる意味とは?』Q. 30歳の男です。契約社員ですが、まあ普通に暮らしていると思っています。 でもときどき「何のために生まれてきたのか?」などと思うことがあります。人が生きる意味とは何でしょうか?A. 生きることの意味……、これは実に人…

巨椋に聞け!巨椋修の相談&質問コーナー

相談;『どうしたら心が強くなれますか?』 Q. ぼくはいわゆるニートです。精神的にどうも弱く、何度かアルバイトをやったりしましたが、どうしても長続きしません。どうすれば精神が強くなるのかが知りたいです。自分流に座禅の真似事をしたり、マラソンを…

第8回心の病気を考える「境界性パーソナリティ障害」 ●境界性パーソナリティ障害の患者は、医師すらも振り回す 境界性パーソナリティ障害は、別名をボーダーラインといったりします。 元々は、精神病と神経症の中間にあたる境界、つまりボーダーラインにいる…

第7回心の病気を考える「自己愛性パーソナリティ障害 」

●自己愛が幼稚な『自己愛性パーソナリティ障害』 自己愛性パーソナリティ障害というのは、よくいうところの『ナルシスト』、『ジコチュー』、『自己顕示欲』などが、あまりに過度になって、自分や他人が迷惑するようと自己愛性パーソナリティ障害と言われる…

第6回心の病気を考える「回避性パーソナリティ障害」

●ひきこもりに多い回避性パーソナリティ障害『ひきこもり』がもっとも、多いといわれているパーソナリティ障害に、回避性パーソナリティ障害があります。 と言っても、回避性パーソナリティ障害について、よくわからない人のために、その診断基準を述べてお…

第5回心の病気を考える「パーソナリティ障害」

●パーソナリティ障害は昔【性格異常】といわれていた パーソナリティ障害といわれる障害があります。 以前は人格障害という言い方でしたが「人格が障害されている」という言い方があまりよろしくないということで、パーソナリティ(個性・人柄)障害といわれ…

第4回 心の病気を考える「精神病、精神疾患、精神障害の違いってなに?」

●精神病、精神疾患、精神障害の違いってなんだろう? わたしが不登校・ひきこもり・ニートを取材するようになって、ちょっと混乱したのが「精神病」「精神疾患」「精神障害」といった似たような言葉がたくさん出てくること。 今回はこれらの違いについて述べ…

第3回 心の病気を考える「心の病気は誤解が多い」

●一生のうち4〜5人に1人がかかる精神疾患 心の病気というのは、他の病気と比べてとても誤解が多い病気なのではないでしょうか? それゆえに、自分が精神的にとてもつらい状態になったとしても、病院に行きたがらなかったり、周囲の人も行かせたがなかったり…

第2回心の病気を考える「うつ病の再発率と治療 」

●約半数の人が再発する さて、前回と重なるところもありますが、今少しうつ病について書きたいと思います。 うつ病と自殺というのは大変深い関係があります。 うつ病というのは、脳の神経システムに異常が起きて、生きる意欲、生きる元気がなくってしまう病…

第1回心の病気を考える「うつは心の風邪なんかじゃない」

●うつは心の風邪キャンペーンの功罪「うつは心の風邪」というフレーズを聞いたことはないでしょうか? このフレーズは90年代の終り頃に製薬会社が打ち出したキャンペーンのキャッチコピーでした。 このフレーズの良かったところ【功】は、それまで敷居が高か…

第8回ろくでなし社会学 自殺の原因と動機とは?

● 自殺は春〜夏に多く秋〜冬は少ない あまり知られていないかも知れませんが、春は自殺がもっとも多い季節なのです。そのため、内閣府では、自殺が急増する3月を自殺対策強化月間としています。 ではなぜ春になると自殺は増えるのでしょうか?一つの理由とし…

巨椋に聞け! 「上機嫌なんてなれない」

Q. 巨椋さんは上機嫌で行けっていうけど、ぼくはなかなか上機嫌になれない。そもそもいつも上機嫌でいる人ってバカみたいだと思う。確かに上機嫌でいるのはいいかも知れないけど、いつもだと人に舐められるように気もするけどどうだろうか? A. そう考える人…

最終回楽に生きて何が悪い「上機嫌のススメ4」!

●自分が上機嫌でいるために 前回の「上機嫌のススメ3」の中で、「幸福感を増すための方法」として九つの方法をご紹介したのを覚えておられるでしょうか? ちょっと振り返りましょう。 (1)週に1回、自分の幸福を数える時間を持つこと (2)他の人に親切に…

「楽に生きる人間学」・・・第24回「上機嫌のススメ3」

●上機嫌に生きていると約9.4年長生きする! イリノイ大学心理学部名誉教授エド・ディーナー博士の研究によると、幸福感が強い人は約9.4年長生きするといいます。 幸福感とは、いってみれば上機嫌と同じ状態。いつも上機嫌でいると、10年近く長生きするという…

「楽に生きる人間学」・・・第23回「上機嫌のススメ2」

● 自分が嫌いな人は上機嫌になりにくい 機嫌・気分というものは、周囲の空気を作るものです。上機嫌の人がいると周囲の人も楽しくなる。不機嫌な人がいると、周囲の空気は暗くなります。 不機嫌な人にしてみたら、自分がその場を支配しているという支配欲な…

12月10日(水)の『生きぞこないなう!』は恋愛&結婚&結婚式!

恋愛したい、結婚したいけど、結婚式を挙げたいんだけど・・・ という人はぜひ、12月10日(水)夜9時から放送配信の『生きぞこないなう!』は恋愛&結婚&結婚式をテーマにして行います! 生きるのが不器用な人って、恋愛や結婚も苦手〜なんてこともあるかも…

「楽に生きる人間学」・・・第22回「上機嫌のススメ1」

●不機嫌な人は損をする あなたは上機嫌な人と不機嫌な人と、どちらの人と一緒にいたいでしょうか? ほとんどの人が「上機嫌な人と一緒にいたい」と答えると思います。なぜでしょう? いうまでもありません、上機嫌な人と一緒にいると、自分もなんとなくうれ…

第21回楽に生きて何が悪い『心を変えれば人生が変わる』

●三年前の法則 わたし自身が名づけた法則で「3年前の法則」というものがあります。 年齢性別関係なく、多くの人が「せめて3年前に●●をしておけば良かった……」と、ためいきをつくことを、わたしは何度か聞いてきました。「●●」は、「英語」という言葉でもいい…

映画『不登校の真実』が中野で上映!

わたし巨椋修(おぐらおさむ)が監督した映画、『不登校の真実』が、11月28日に東京・中野で行われる新人監督映画祭で上映されます。 この映画を作ったのは2003年。 自主映画にもかかわらず、全国ネットの新聞やテレビで取り上げていただき、全国で150か所以…

第20回楽に生きて何が悪い 『もし人生をやり直したいなら』

●もし人生をやり直したいなら 思ったように行かないのが人生というもの。 「いやいや、自分の人生はすべて自分の思うがままでした」と言い切れる人は、そのように自己暗示にかけているか、何かを勘違いしているか、あるいは自分に嘘をついている人でしょう。…

第19回楽に生きて何が悪い『世間の正義よりも自分に都合よく生きよ!』

●何が善で何が悪かもよくわからないのがこの世である 現実社会に生きていると、善と悪ということに対して、何が善で何が悪かがよくわからないことが多々あります。 殺人は悪ですが、犯人の事情をよくよく調べてみると、どう見ても殺されたほうが悪くて、殺し…

第18回楽に生きて何が悪い「よい加減に生きるとは楽に生きること」

●ニ極論を避ける 生きるのが下手な人や心を病んでしまった人には、共通の思考法があるといいます。 それはニ極論。 「オール・オア・ナッシング思考法」ともいわれ、「すべてかゼロか」「白か黒」「自分が生きるか相手を殺すか」という極端な2つの答えしか考…

第17回楽に生きて何が悪い『言葉には魔力があります』

●呪われれば祓えばいい 前回、呪(のろ)いと祝(いわ)いの心理学について書きました。 ようは、相手に嫌な思いをさせる言葉が「呪いの言葉」 相手が楽しく気持ちよくなる言葉が「祝いの言葉」なのです。 そして、多くの人が良かれと思って、人に「呪いの言…

次の水曜は『生きぞこないなう!』テーマは「上機嫌でいこう!」だ〜!! 

巨椋修(おぐらおさむ)です。次の水曜日、11月12日は夜の9時からニコニコ生放送『生きぞこないなう!』の放送配信だよ! 今回のテーマは『上機嫌で行こう!』 FHN放送局から派生した『脱力系TV! いきぞこないなう!』は毎月第二水曜日 21:00〜21:45 ニコ…

第16回楽に生きて何が悪い『祝いと呪いの心理学』

●はじめに言葉あり 言葉は言霊なり「はじめに言葉があり、言葉は神と共にあり。言葉は神であった」(新約聖書 ヨハネの福音書1章1節) これは新約聖書の言葉ですが、ギリシャ語で言葉を「ロゴス」といい英語のロジック(論理)の語源です。 「はじめに言葉が…

第15回楽に生きて何が悪い 言葉+行動や態度が信用を作る。

● 言葉と態度の「二重拘束(ダブルバインド)」にご注意を!! 人間、「口先だけではダメ」なんてのは、当たり前のことで、この記事は「舌先三寸で世の中を渡る方法」ではありませんので念のため(笑)。 言ったことは行動や態度で示すことで、人は人を信用…

第14回楽に生きて何が悪い 言葉の魔力を使って人に好かれる魔法を使おう!

●言葉の魔力 わたしたちが何気なく使っている言葉には、ひとつひとつ意味があり、人は強く言葉の影響を受けます。 気持ちのいい言葉や、思いやりのある言葉を使う人は、人に好かれ、言われた人はうれしくなり、能力以上の力を発揮します。 不快な言葉や思い…