第15回楽に生きて何が悪い 言葉+行動や態度が信用を作る。
● 言葉と態度の「二重拘束(ダブルバインド)」にご注意を!!
人間、「口先だけではダメ」なんてのは、当たり前のことで、この記事は「舌先三寸で世の中を渡る方法」ではありませんので念のため(笑)。
言ったことは行動や態度で示すことで、人は人を信用することができるんです。
しかし、政治家の言葉なんて特にそうですけど「なんにも言うな、だまってオレについて来い」だけでは、不安になりますよね。
【言葉+行動や態度】これが人の信用となります。
「信用」というのはとても大切なもので、信用を失うというのは、すべてを失うに等しいものです。
家族だって恋人だって友人だって、信用しているから付き合っていられるわけですから。
心理学や精神医学の世界では「二重拘束(ダブルバインド)」という言葉があります。
どういう意味かといいますと、例えば親が子どもに「いい子だねえ、抱っこしてあげるからおいで」と、ニコニコと笑いながらいい、子どもが喜んで近づいてくると、逆に突き飛ばしてしまうような「言っていることと、やっていることが違う」ことをさします。
子どもの頃に、親から繰り返しこういう言葉と態度をとられ続けていると、家庭内だけではなく、他人も信用できなくなり、場合によっては、精神疾患の原因となったり、ひきこもりや不登校などの原因になることもあるといわれています。
●人を幸せにする言葉 不幸にする言葉
信用するとは、何かを受け入れるということです。それが相手なら「相手を受け入れる・認める」ということです。
前述したごとく、人は人に認められたい欲求があるわけですから「人から認められる・受け入れる言葉」は、人に快感を与え、人を幸せにする言葉となります。
逆に「人を認めない・受け入れない言葉」は、人に不快感を与え、人を不幸にする言葉といえます。
別に「お世辞をいえ」といっているわけではありません。ささいなときの、ささいな感謝の言葉が人を幸せにするのです。
それは「ありがとう」であり「あなたがいてうれしい」であり「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」といったごくごく当たり前のあいさつや、言葉掛けだったりします。
不幸になる言葉は、相手の人格を否定する言葉と「無視」となります。
●前向きの言葉ばかりじゃ疲れちゃう
楽に生きるコツとしては、言葉と態度を大切にすることです。
何も正しい言葉を使いなさいとか、立派な態度をとりなさいとかいう意味ではありません。
言葉に関しては、多くのプラス思考をすすめる人たちが、ネガティブな言葉ではなく、前向きな言葉を発するようにばかり強調しています。
確かに前向きの言葉は、元気なときには、とてもいいんですけど、そればかりでは、ちょっと疲れてしまうこともありますよね。
そんなときは、無理して前向きの元気な言葉を使うのではなく、ときには自分を甘やかす言葉、そして自分を甘やかす態度をとりましょう。
疲れたとき、落ち込んだときは
「もうダメだぁ〜」
とかいって、ゴロリとふて寝してもいいんじゃないでしょうか?
元気元気と自分に嘘をついても、逆に疲れるばかりですから、たまには自分を甘やかせあげて、元気を回復してあげてください。
そうすれば、より人に受け入れられやすく、人のことも受け入れやすくなります。
疲れたら自分を甘やかす。
●まとめ
・ 言葉のダブルバインドに注意しましょう
・ 人から認められる・受け入れる言葉を使い、人を認めない・受け入れない言葉は使わないようにしましょう
・ 前向きの言葉ばかりだと疲れてしまいますから、たまには自分を甘やかす言葉を使って疲れをとりましょう
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝
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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
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