巨椋に聞け！巨椋修の相談＆質問コーナー

相談；『どうしたら心が強くなれますか？』
Ｑ.
ぼくはいわゆるニートです。精神的にどうも弱く、何度かアルバイトをやったりしましたが、どうしても長続きしません。

どうすれば精神が強くなるのかが知りたいです。自分流に座禅の真似事をしたり、マラソンを毎日すれば心が強くなるのかなと思いやりはじめるのですが、何事も長続きしません。

どうしたら、心を強くすることができますか？
（ニート　28歳　Ｋ・Ｓ　男性）

Ａ.
どうもこんにちは。心を強くしたいとのこと。よくわかります。

　心や精神力を強くする方法は、スポーツの上達と似ています。

　スポーツで強くなりたければ、適切な「トレーニング」「食事」「休養」が必要ですよね。
　
　精神や心も強くなるためにはトレーニングが必要です。通常これは、いろいろな経験や勉強を重ねることがトレーニングとなりますが、ニートやひきこもり、対人関係が苦手という人は、そういったトレーニングをする機会がなかったか、あるいはそれ以前に疲労困ぱいしている場合や、心が傷ついてしまっている場合が多いんです。

　つまり心がすでにケガをしているということですね。スポーツなら疲労困ぱいしていたら、まず栄養をとって休養をとることです。

　肉体がケガをしているときは、無理をしてトレーニングを休みつつ、同時に治療。治療が終わったら次はリハビリです。

　トレーニングを開始するのは、体が元に戻ってトレーニングに耐えられるようになってから。

　心も同じです。疲れているなら焦らずに充分休んでください。

　心がケガをしているのなら、治療してリハビリ。それからトレーニング。

　心のリハビリやトレーニングというのは、最初無理をしないで人と接することです。

　それに慣れてきたら、自分ができる範囲の仕事をするなり、学校にいって技術を学ぶなりして少しずつ経験や反復練習を積み、自信をつけていくようにします。

　スポーツもそうですが、トレーニングをすると筋肉痛がともないます。心のトレーニングも痛みをともなうことがあるに違いありません。

　ですから、痛みがあることを覚悟してください。やりすぎて疲れたら必ず休養をとってください。そして、趣味などを行い心に栄養を与えてください。

　コツは決して無理をしない、焦らないことです。

　精神的に強い人というのは、自信のある人のことです。

　自信のある人というのは、自己肯定感が高い人です。

　自己肯定感というのは、自己否定の反対。そのままの自分を受け入れることができる人のこと。

　あなた自身を受け入れて、強くなってくださいね。
　

FHN放送局
巨椋修（おぐらおさむ）拝

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巨椋修（おぐらおさむ）は陽明門護身拳法という護身術＆総合格闘技の師範をやっています。

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