「楽に生きる人間学」・・・第22回「上機嫌のススメ1」

●不機嫌な人は損をする

 あなたは上機嫌な人と不機嫌な人と、どちらの人と一緒にいたいでしょうか?

 ほとんどの人が「上機嫌な人と一緒にいたい」と答えると思います。なぜでしょう? いうまでもありません、上機嫌な人と一緒にいると、自分もなんとなくうれしい気持ちになったり、楽しい気持ちになるからです。

 では、不機嫌な人と一緒にいるとどうでしょう? なんとなくイヤ〜な気持ちになってしまいます。そして不機嫌な人の近くにはいたくありません。

 気分というのは、周囲に人に大きな影響を与えます。そして伝染しやすいものですから、必然的に上機嫌な人ほど人に好かれ、異性にモテます。不機嫌な人は人に嫌われやすく、当然異性にもモテにくいということになります。

 仕事だって不機嫌な人にはあまり頼みたくはありません。と、いうことは不機嫌な人はいい仕事やお金儲けのチャンスからも避けられてしまうということが言えるかも知れません。

 かくのごとく、普段から上機嫌な気分でいる人はお得。不機嫌な人は損ということになります。



●不機嫌は人が幼児化したときになるもの

 人の機嫌というのは、周囲に影響を与えるわけですから、不機嫌というのははた迷惑なのです。
 不機嫌な人にもそれなりの事情があり、また人間ですから時に不機嫌になることは誰にでもあることです。ではどんなときに人は不機嫌になるのでしょうか?

・ なんらかの不安や不愉快な状況のとき
・ 物事が自分の思ったとおりにならないとき

 まあこんなところではないでしょうか? つまりは、自分の負の感情が起こったときに人は不機嫌になるようです。

 なかでも「物事が自分の思ったとおりにならないとき」に不機嫌になるということは、その人が幼児化しているといえます。
 幼い子どもというのは、自分の感情をコントロールすることがなかなかできません。うれしいときはご機嫌になり、自分の思い通りにならないときは、泣きわめき、駄々をこね、不機嫌になります。

 大人の場合、泣きわめき駄々をこねるということはあまりないようですが、不機嫌になってしまう場合が多いのです。

 そして不機嫌になったときの心理って、どこか『同情してほしい』『気を使ってほしい』『構ってほしい』という気持ちがあるものです。

 こういう気持ちって、どこか子どもっぽいものです。不機嫌になると、周囲の人もいい気持ちはしないということは、ある程度の年齢になればわかることなのに、それでも不機嫌を改めない人というのは、精神が幼児化しているといえそうです。


● まとめ
・ 上機嫌な人は好かれますが不機嫌な人は嫌われる傾向にあります。
・ 上機嫌な人はお得、不機嫌な人は損をします。
・ 不機嫌な人の心理は子どもっぽい我がままさがあります。





FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝



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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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