「楽に生きる人間学」・・・第23回「上機嫌のススメ2」
● 自分が嫌いな人は上機嫌になりにくい
機嫌・気分というものは、周囲の空気を作るものです。上機嫌の人がいると周囲の人も楽しくなる。不機嫌な人がいると、周囲の空気は暗くなります。
不機嫌な人にしてみたら、自分がその場を支配しているという支配欲などで満足かも知れませんが、周囲の人にとって、たまったものではありません。
もしそれがわかっているなら、自分のためにも、周囲の人のためにも、これからはなるべく上機嫌でいましょう。
しかし、うまく上機嫌になれないという人もいます。
がんばって、明るく振舞っているのだけど続かない。かえって疲れしまい、よけいに不機嫌になってしまうという人がたくさんいるのです。
そういう人には、ある特徴があります。
それは、自分のことがあまり好きじゃない人が多いということ。
上機嫌になっている状態というのは、まず自分自身が気持ちいい、生きているのが楽しいという気分になっていることが基本です。
自分のことが嫌いな人の場合、嫌いな自分に対して、あまり気持ちいいことをさせたがりません、むしろ自分を罰するために、手首を切ったりすることがあるくらいです。
自分が嫌いな人は、どうしても生きていて楽しいという気分どころか、生まれてきてすみませんという、マイナスの気分におちいりがちです。
これではなかなか上機嫌になれませんし、なったとしても長続きしません。
●他人に合わせるのではなく自分に合わせて行動すると上機嫌になりやすい
自分が嫌いな人は、自分のための行動よりも、他人に合わせた行動をとりがちです。
自分がちょっと嫌だなとか思っていることがあったとしても、他人に合わせて「それいいじゃない」と、我慢をしてしまうのです。
典型的なのが、いじめへの参加とかで、本当にいじめグループに参加とかしたくないのに、周りの人に合わせて、一緒になっていじめてしまう人というのがいます。
このように、自分の気持ちに合わせるのではなく、他人の気持ちに合わせていると、どうしても不機嫌になってしまいます。
上機嫌でいるためには、まず自分を可愛がってあげて、自分をいい気分にさせてあげるべきです。
●まとめ
・ 上機嫌になっている状態というのは、まず自分自身が気持ちいい、生きているのが楽しいという気分になっていることが基本です。
・ 人に合わせるのではなく、自分に合わせるようにしましょう。
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝
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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
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