2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧
以前に『履歴書の空白をどうしますか?』という質問に対して、ブログの読者の皆さんから、いくつかのご意見をいただいたことがあります。 ちょっと再掲載。 Aさん;「履歴書の空白ですが、やはり何もしていない時期は正直に書いて、面接では「資格の勉強を…
09年の産経ニュースに出ていた記事を、引用させていただこうと思います。 自殺の動機、最多は「うつ病」 警察庁まとめ 2009.5.14 10:11 平成20年の自殺者3万2249人のうち、「鬱病(うつびょう)」がきっかけとなった人が6490人となり、自殺の動機…
「ヒトはなぜ働くのか?」 という問いに対して、「食べるため」と、言う答えでは、必ずしも正解とは言い難いといえます。 なぜなら、人間は、自己の生存と繁殖に必要以上を大量に生産し、大量に消費していますから。 鹿やシマウマなら、生存に必要以上の草を…
人はなぜ生まれてきたのか? 人生の意味は何か? なぜ生きるのか? これらの問いは、人類が発祥してからずっと問われていたことで、おそらくこれからも、人々が問い続けることなのでしょう。 人によって、あるいはその状況によって、それぞれの答えがあり、…
人間にとって不自然こそ自然である―BY巨椋修(おぐらおさむ)― 例えば、「農作業など自然にふれ合う作業をすれば、心が豊かになり、優しくなれる」とか言う人がいるでしょ。 でもね、田んぼや畑って自然じゃないんですね。(笑) そんなこと言ったら、農業を…
厚生労働省の調査によると、10年度の児童虐待の相談件数が5万件超え、相談28%増加したとのこと。ちなみにこの数値に東日本大震災の影響が強い宮城県、福島県、仙台市は含まれていないとのこと。ちょっと毎日新聞 2011年7月20日 東京夕刊の記事を引用さ…
よく【愛のため】とか【あなたのため】という言葉を聞きませんか? どちらもよい言葉ではありますが、その影に【他人を支配したい】という欲求が、隠されていることに気付いている人は多くありません。 「わたしはあなたを愛しています」という言葉の裏には…
日本人って、ものすごく「ムラ意識」が強いんですよ。ムラってのは村ね、共同体意識と言ってもいい。いわゆる横一列、護送船団方式、みんな一緒ってヤツね。ムラ、共同体のためなら、個人や個性なんて無視っていう考え方ね。 会社のため、国家のために個を殺…
「人は鏡」っていうじゃないですか。 ほんとうにそうだなーって思うことが多いですね。 いろいろな人から好かれて、信頼されている人を見てると、なるほどって思うことが多いんですよ。 人に好かれている人って、やっぱり人に対して、好意的なことをやってい…
【愛】という言葉は“便利な言葉”で、いろいろなところで“美化”して使われます。 この言葉は、使い方ひとつで人を窮地に追い込む言葉であることを、我々は知っておいたほうがいいのです。 わたしが聞いた怖い使い方。 わたしが不登校関係の講演にいった後、あ…
自分を愛せない人へ どうもわたしたちは、他人を誉めることができても、自分を誉めることは苦手なようです。 特に日本人は“謙遜”の文化がありますから、人前で自分を誉めるということはあまりしません。 ですから“謙遜”ならいいのですが、本当に「自分はダメ…
新約聖書のマタイによる福音書7章12節によると 「何事でも人々からして欲しいと思うことを、人々にもそのとおりにせよ」 という言葉があります。 しかし、この言葉を実行するには“健全な自己愛”が育っていないと、なかなかうまくいきません。 自分がして欲し…
もし我が子が、学校に行かなくなったら…… 多くの親は、「どうしてだろう?」と悩み、子どもを心配します。 いじめにあったのではないか……? 病気ではないか……? 友だちとうまくいっていないのではないか……? いろいろなことが頭をよぎることでしょう。 場合…
不登校が問題化したときに一番責められやすいのが母親です。また母親自身も自分を責めがちです。しかし、短絡的に母親を責めるというのは、問題解決にあまり役に立ちません。 人間が成長していく間、それももっとも大きく関っているのが母親です。 その母親…
ぼくが『不登校・ひきこもり・ニート』について調べるとき、大きくわけて二つの命題があるんです。 ひとつは『不登校・ひきこもり・ニート』になった人自身の自立。 もうひとつが、その親御さんの自立。 自立というのは「自分で立つ」という意味です。 これ…
『不登校・ひきこもり・ニート』の関係者と話していると「わたしが悪いんじゃない。●●のせいだ」なんていうセリフを実によく聞きます。それを聞くたびに、「なんだ、この人たちは、まだガキなんだ」と、思ってしまいます。 「●●のせいだ」は、 「わたしがひ…
光あるところに闇がある。 陽光の下には影ができる。 表あるところには裏がある。 などと至極あたり前のことを書いているのですが、多くの人にはそれがわからないらしいのです。 いや…… わからないのではなく、わかりたくないのでしょう。 見えているのに、…
09年5月の時事通信社の記事に以下のようなものがありましたので、引用させていただきます。 「抗うつ薬で暴力」否定できず=使用上注意を改訂−厚労省 2009年5月8日23時2分配信 時事通信 抗うつ薬「パキシル」など4種類の選択的セロトニン再取り込み阻害剤…
よく「不登校やひきこもりを治す方法ってありますか?」と、聞かれます。実は、確実にコレといった方法はありません。しかし、わたしが見てきた限り、この方法がもっとも良さそうだというものはあります。それをまとめてみましょう。 ● その子を、1人の人間…