2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

支援者・支援団体のあやうさ

企業でも学校でも、人間が集まることころには、『争い・いじめ・差別・その他人間関係問題』というものが、必ずといっていいほど起こります。 「うちには、そんなもんまったくないよ」 と、言う人や団体があるとすれば、よほど注意しているか、あるいは嘘を…

病気は救いであり魔物である

『不登校・ひきこもり・ニート』に関係する人たちにとって、場合によっては“病気が救いになる”ということが少なくありません。 曰く「わたしがダメなのは、●●病のせいである」曰く「わたしの子どもが、働けないのは、●●障害だからである」 これは、ときに正…

巨椋修のFHN放送局(次回、生放送は5月21日19時30分〜21時です!!)

今回は特別ゲストに経済学者の飯田泰之先生にきていただき、最新の著書『世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで』を元に、この生きづらい世の中を生きる術を語っていただこうと思います。※この本、発売前の予約だけで売…

不登校・ひきこもり経験者 宮川正文さんに訊く Part3

【出演】 巨椋 修(おぐら おさむ)、天正 彩(てんしょう あや) 【ゲスト】宮川正文さん(不登校・ひきこもり経験者) ●宮川正文さん略歴・ 中学一年生より不登校・ひきこもりになる・ 15歳 、高校は九日間だけ登校し、休学・ 16歳、留年し四月から登校。…

ゆるやかに ほがらかに

人間、生きていると365日24時間上機嫌というわけにはいきませんね。 やっぱり、つらいこと、哀しいこと、苦しいこともあります。 つらいとき哀しいときは、落ち込んでいいと思いますっていうか、落ち込むのが当たり前ですね。 それ以外のときは、なるべ…

ひきこもりと殺人 ―家庭は暴力発生装置か―

「家庭は、暴力の発生装置である」 と、いったのは、精神科医の斉藤学氏であったでしょうか? しかしわたしのように不登校・ひきこもりに関する取材をしている者にとって、これはリアルな話しです。 実態として、よく他人に暴力を振るう人間のほとんどは、虐…

ひきこもりと殺人

先日、ひきこもりの男が家族5人を殺傷するという事件がおきました。報道によると、犯人は中学卒業後、一時働くも人間関係が苦手で、その後15年間ひきこもりだったといいます。犯人は、暴力で家族を支配し、両親の給料のほとんどを自分が奪い、一部を両親…

第5回巨椋修のFHN放送局『世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ!』

今回は特別ゲストに経済学者の飯田泰之先生にきていただき、最新の著書『世界一シンプルな経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで』を元に、この生きづらい世の中を生きる術を語っていただこうと思います。※この本、発売前の予約だけで売…

不登校・ひきこもり経験者 宮川正文さんに訊く2

今回も不登校経験者、宮川正文さんの話しです。親御さんや、学校の先生に観ていただきたい内容です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2008/09/15 10:49:29さてさて、『不…

不登校・ひきこもり経験者 宮川正文さんに訊く1

これは、前回書いた【ある不登校児が大学院を卒院】の人に出演してもらったときのものです。 放送配信は08年9月10日ですから1年半前ということになりますね。なかなかおもしろい放送なので、ごらんいただきたいと思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…

ある不登校児が大学院を卒院

いまから9年ほど前に、一冊の本を書いた。 『不登校の真実−学校から逃れる子どもたち』という本である。 不登校経験者や保護者、教師、医師、我が子がいじめで自殺をしてしまった親御さん、支援者などを取材して一冊の本にまとめたものである。 ぼくはそのこ…

運の良し悪し

世の中には、運のいい人、悪い人というのが、確かに存在しているのかも知れない。 ただ、それが本当に幸運だったのか、不運であったのかは、誰にもわからない。 わたしが見たことのある“運の悪いお話し”をひとつ。 わたしが19歳くらいのとき、わたしは、友だ…

おんなのまたぢから

女のまたぢからと書いて 努(ど)。 女またごころと書いて 怒(ど)。 非行少年や、不登校・ひきこもり、あるいは、成人してから神経症やうつ病にかかる人、家庭内暴力等々の人や身近な人からお話しをうかがっていますとね。 その人の成育歴や、その親の成育…

不登校生は基礎学力と挨拶を

以前、仕事でブライダル業界への就職ガイドの記事を書いていたとき思ったことがあるんです。企業から内定をもらった学生さんのインタビュー記事だったんですけど、ブライダル業界というのは、人気のある仕事ですから、そこそこの大学の新卒でも、なかなか通…

著しく対人関係に欠落した人

昨夜は、FHN放送局のテスト収録をしておりました。いま、月に1〜2回のペースで「スティッカム」というライブ配信会社を通して、配信をしているのですが、どうも音声が良くないので、なんとか良くならないと、いろいろとやってみているのですよ。 ※機材を…

自殺を悪と決め付けない

自殺というのは、家族や周囲の人に大きな影響を与えます。作家の五木寛之さんと精神科医の香山リカさんの対談書である『鬱の力』という本に次のような一文がありましたので、引用します。 五木 自殺は遺された人に大きな心的傷外を残すでしょう。香山 ええ、…

『巨椋修のFHN放送局』第4回 

お時間のある方はぜひ、ご覧ください。ちなみに、3部まとめでディレクター・ミタニが暴走している元ネタはこれです(苦笑)マンガで分かる心療内科・精神科・カウンセリング 第十五回 「ロリコンはどこから病気なの?」または下記のリンク。オールニートニ…