2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

補い合う心

共依存が良くないところは、良かれと思いながら、お互いに足を引っ張り合うところにあります。でもね、人間という生き物は1人では生きていけないんですよ。 わたしの職業は、マンガを描いたり、文章を書いたりして、一人でできる仕事ですけど、紙やペンを作…

性格・人格を変える方法

性格とは 『持って生まれた気質と、環境により作られた感情や意志などの傾向』 人格とは 『性格プラス、人柄、品性、知性、行動をともなう、心の傾向』 気質とは 『性格の中で、遺伝的に持って生まれてきた部分』 わかりやすくいうと、『気質』の上に、環境…

人格は変えられるか?

前回『性格は変えられるのか?』いうテーマで書きました。今回はさらに踏み込んで、『人格は変えられるか?』というテーマで書きましょう。 その前に、性格と人格というのは、どのようなものかを知らないといけない。 せいかく 【性格】(1)その人が生まれつ…

性格は変えられるか

心理学や哲学の世界で、大昔から現代にいたるまでの、続いている論争があるんです。 ・人間の性格は、持って生まれてきたものか?・それとも、生まれたときは真っ白で、その後の環境によって作られているものか? というお題の論争なんですけどね。 【人間の…

常識を応用せよ

前回「常識に縛られるな!」という記事を書きました。常識というのは、ぼくたちが日常生活を営んでいく上でとても大切なものです。「世の中」や「世間」「社会」というのは常識、つまり「知っていて当たり前」のことや、「過去からの慣例」で成り立っている…

常識に縛られるな!

世の中には、常識というものがあり、その常識というのは、ほとんどの人が 「そうだ」 と、思っていることであったりするのですが、ときとして常識に縛られすぎていると、新しい発想がでなかったり、思考が硬直化して、柔軟な考え方ができなくなったりします…

「現代型うつ」「新型うつ」について

近年話題になることが多い「現代型うつ」、これは「新型うつ」とも呼ばれるもので、精神医学上ではそういった病名はありません。現代型・新型うつがどういうものかというと、 ・うつ感情が高まり会社なり学校なりに行けなくなる。 ・しかし、会社が学校には…

ひきこもりの人は掃除をしよう!

多くの人の「ひきこもり者」のイメージとして、「部屋がすごく汚い」とか「長髪で全然散髪にいっていない」「あまりお風呂に入らない」「あまり歯も磨かない」とかいうものがあるかも知れません。それはぼくが見た中でも、そういう人は結構多かったですね。…

自信のつけ方

『不登校・ひきこもり・ニート』の人には、自己評価が極端に低かったり、自信が持てないという人が多くいます。そういった人に「自信持てよ」って、いってもなかなか自信なんて持てないもので、かえってプレッシャーになったりします。 自信を持つには “自分…

他人の評価は大切です

『不登校・ひきこもり・ニート』の人たちって、自信がない人が多いんですよ。他人の評価を、必要以上に気にする人も多い。そして自己評価が低い人も多くいますね。でもね、人間なんて、すべからく他人の評価を気にするように出来ているんです。 「人を“評価”…

本当のことなんて全部言わなくていいんだよ

どうも巨椋(おぐら)です。我ながら自分はすっごい正直者だと思っています。 欲望にな!! うそうそ。(笑) ああ、ここで嘘と書いてしまうと、わたしは正直者ではなくなってしまう。(笑) 生まれてこれまで、一度も嘘などついたことがないというのに!(…

共依存

『不登校・ひきこもり・ニート』というのは、時として親子の『共依存』といわれる状態になってしまっている場合もあるようです。 『共依存』というのは、文字通り“お互いに依存しあっている状態”のことです。人間は集団で生きる動物ですから、すべての人間は…

彼らの心は修羅場にある

よく、『不登校・ひきこもり』の関係者から、 「不登校やひきこもりは、甘えでも、怠けでもない」 というコメントを聞くのですよ。 でも、関係のない人に納得してもらうことは、なかなか出来ないようです。 わたし自身、すべての『不登校・ひきこもり』が、…

虐待の後遺症

2010年度中に被災地を除く児童相談所が対応した児童虐待相談は55,152件で過去最多となっています。この数字は、統計を取りはじめた平成2年では1,101件でしたから、ここ20年で虐待相談件数がいかに増えているかがわかります。 もっとも、虐待件数は、この20…

ニート〜中学卒や高校中退者ほどその確率は高い

※05年に書いた記事の再録です。いささかデータが古いですが参考になればと思います。 厚生労働省の調査で、ニートになる人と学歴との関係があきらかになっています。 05年6月22日の毎日新聞によると、 『15〜34歳の男子の場合、中学卒(高校中退者を含む…

人間は“癖”に支配されている

人間というものは、何気ない習慣によって縛られている生き物です。朝起きて、当たり前のように“顔を洗う”というのも一つの習慣。その習慣のない人にとって、朝起きてすぐに冷たい水で顔を洗うというのは、苦行以外の何物でもないと思うんですよ。多くの人は…

問題は問題だと思ったときに問題となる

『不登校・ひきこもり・ニート』って、社会問題として取り沙汰されていますよねえ。 でも、 問題は、問題だと思ったときに、初めて問題になるんですよ。 え?なんのことかわからない?考えてみればカンタンなことです。 人間という生き物は、生きている間で…

理想幻想に縛られるなかれ!

ときどきマスコミで「理想の家族」や「理想の夫婦」が取り上げられたりします。しかしその人たちが数年後に、家族崩壊や離婚なんてことになるものめずらしくありません。理想の○○って、うまくいっているときは、本とか出版されて賛美賞賛の的になったり、お…

不登校 良い子悪い普通の子

たまに「不登校やひきこもりの人は、他の人よりもみんないい人ばかりなんです!」 って言ってのける人がいたりするんですけどね。 「んなワケねえじゃねえか!!」って思いますね。(笑) 非行少年をお世話する人にも、「この子たちは、本当はいい子なんです…

隠れた問題 多重債務

ニート・ひきこもりによくある周辺問題として、多重債務があります。こう書くと、「なんで、ニートやひきこもりと関係があるの?」という人が結構います。 でも少し考えればすぐに想像がつくこと。ひきこもりやニートは、働いていない。しかし、欲しいものは…

トモダチノチカラ

映画の撮影や本の取材で、ひきこもり経験者をインタビューしていて 「なぜひきこもりから、抜け出せたのですか?」 と、聞くと多くの人がいうんです。 「友だちのおかげなんです」 「友だちが、ぼくのことを認めてくれたから」 つまり、自己肯定と同じくらい…

本人の気持ちが大切です。

『不登校・ひきこもり・ニート』の周囲には、「なんとか力になりたい」と、思っている人がいっぱいいます。 子どもや若者に、力を貸してあげたいと思う人。 困っている親を助けたいと思う人。 実際、その人たちの助力というのは大変なもので、公的機関よりも…