2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

無理なプラス思考は危険である!

前回書いた『プラス思考のススメ』の続きです。 前回、「強引なプラス思考は、たいていダメになる」とみたいなことを書きました。 そもそも、強引なプラス思考というのは、一種の“信仰”だと思っていいでしょう。それで自信や積極的になれるのなら、“信仰”で…

プラス思考とマイナス思考2 プラス思考のススメ

『不登校・ひきこもり・ニート』の人を見ていると、やっぱりマイナス思考の人が多いんですよ。 当人だけじゃなくて、その親とかもマイナス思考の人が多かったりします。 そういう人を前にすると、プラス思考の支援者とかは拒否されたりする。 なぜか? プラ…

プラス思考とマイナス思考 闘争か逃走か

とうそうかとうそうか……いやいやダジャレではございません。人間が、緊張を強いられるときに生まれる心理を言っておるのです。 漢字で書くと、『闘争か逃走か』、英語で書くと、『Fight or Flight』(ファイト・オア・フライト)となります。 この言葉を簡単…

『巨椋修のFHN放送局』第6回 

(次回の放送は6月26日(土)19時30分〜21時の予定です)今回は某東京の大学院で民俗学を研究している書く文和さんと、双極性障害の当事者であるモデル・タレントの茉里谷(まりや)りょうさんをゲストにお迎えし、お話しを聞いてみたいと思います…

生きづらさに対処する2

さて、前回の続きです。 前回は 同じ状況下でも、どう感じるか、どう考えるかというのは、その人次第である。 と、書きました。 そして、どのように考えるかは、その人自身の過去からの学習結果でもある。 とも書きました。 いま、「生きづらい」と感じてい…

生きづらさに対処する 1

現代日本ってね、表面的には豊かだけど、内面的には貧しくになっているんじゃないかって思うことがあるんですよ。若者がなかなか希望が持ちにくい時代なっているようなね。格差が世襲されるようになって、ワーキングプアになったら、なかなかそこから抜け出…

求めよ されば与えられん

アブラハム・マズローというアメリカの心理学者がいましてね。 その人は人間の欲望を5段階に分けたんです。 第1段階、生理的欲求 (食や睡眠、排泄といった生存のための欲求) 第2段階、安全の欲求 (住居や衣服など自分の身を守る、不安を取り除き安定した…

ひきこもりの引き出し屋について②

前回『ひきこもりの引き出し屋について』というのを書きました。 その文章について、読者の方から 「私的な団体にまかされているのがいけない、公的な機関がもっと機能できるようでなければ……」 というご意見をいただきました。 そこでそのことに関して、少…

ひきこもりの引き出し屋について①

わたしはどうも、以前裁判になった『長田塾』や、殺人事件になった『アイ・メンタルスクール』というような暴力的に……、あるいは強制的に人をどうにかしようという考え方って、あまり好きになれないんです。 しかし世の中には、『ひきこもり』を引き出す商売…

自分を変えるのに臆病な人

『不登校・ひきこもり・ニート』の人に限らず “自分を変える”ということに、もの凄く臆病な人っていると思うのです。 例えば、“髪型” 不登校とかひきこもり傾向がある人の場合、それが極端な人もいますね。 ひとつは、過激なほどに髪型を変える人がいます。 …

感謝の心の大切さ

幸せになるコツがあるとすれば、それは人に感謝するということだと思うんです。幸せの多くは、他人が運んでくるものだから、他人に感謝の気持ちをもって接していると、自然と幸運を運んでくれるということですね。 感謝とするは、相手を良い意味で認めるとい…

『下流は太る』は本当か?

『下流』『ファストフード』といった言葉を流行らせた三浦展(みうらあつし)という評論家がいるのですよ。その人の著書に『下流は太る!こんな暮らしがデブの素』(扶桑社刊)という本があるんです。実は、わたし自身はこの本を本屋でパラパラと見ただけなん…

問題行動はなぜ起こる?

『不登校・ひきこもり・ニート』にせよ、自殺、自傷、家庭内暴力、各種依存症といった問題とされる行動を、起すのはなぜか? と言うことについて考えてみたいと思います。 まずこれらは、 「学校に行きたくないから行かない」 「本気で死にたいから自傷行為…

ひきこもり・ニート系の女の子の一例

これはあくまで、一例であって、決して全体的にいえることじゃないんですけどね。たまに支援者の人たちと裏話し的なことになるんですけど、『ひきこもり・ニート』系の女の子って、風俗系のお仕事をすることが少なくないみたいなんです。これ、本当はどうか…

仮説;一生ひきこもったらいくらかかるか?

わたしはなるべく、嘘をつかず正直に生きようと思っているのですが、世の中というのは 本当のことは言ってはイケナイ とういこともあって、なかなかうまくいかないものです。 だって本当のことを言ったら、すごく嫌われるんだもん。ブサイクな人に、 「アン…

楽な生き方を習慣化しよう

「生きづらい」、っていう雰囲気をプンプン出している人っていうのがいて、そういう人って、すでに神経・精神科に通院していたり、数年後に通院するようになる場合が多いようですね。 そして、学校の教員や医療関係の人は、そういった人をひと目見ただけで、…

発達障害ブーム

発達障害ブームです。いまでは、ちょっと人と違っていて、困っていて、それで病院に行くと、いまでは大抵“発達障害”という診断名がつくそうです。不登校とかの子どもを病院に連れていくと、少なからず“発達障害”という診断名がつくことが多いと聞きます。い…