2010-01-01から1年間の記事一覧

あなたが悪いわけじゃない 誰かが悪いわけじゃない

不登校にせよ、ひきこもりせよ、ニートにせよ、当事者は自分自身を責める傾向があります。 当事者だけでなく、保護者(特に母親)も、自分自身を責める傾向があるように思います。 表面的にに見ると、「たしかにそうかもな」と、思えることも多いのも事実で…

G-Friendsさんをゲストに

10月8日に、JポップユニットのG-Friends(ジーフレンズ)さんをゲストに、親子関係について語り合いました。実はね、普段ユーストリームというサーバーを利用して放送をしているのですが、なぜかそのときは、ユーストリームとまったく繋がらなかったんで…

第11回FHN放送局 家族は敵か味方か? 親孝行はしたい? したく

第11回FHN放送局の予告です。←終了しました!【テーマ】家族は敵か味方か? 親孝行はしたい? したくない?今回は、ミュージシャンG-Friends(ジーフレンズ)をゲストに、お初のミニライブもやっていただき、数曲歌っていただく予定です。ゲスト、G-Frien…

FHN放送局 自殺の原因 ワースト3

(以前に撮った映像なので、ぼくの髪型が昔で懐かしいなあ……)平成19年6月の、警察庁調査報告によりますと、遺書がある自殺での原因や動機は、・ 1位、健康問題 41.5% ・ 2位、経済・生活問題 28.8% ・ 3位、家庭問題 10%となっています。 (参考:平成18…

ニートひきこもりから脱したかったら会話しろ!

以前に『ひきこもりを辞めたかったら、外を歩け!』ということを書いた。同じシリーズで、今度は『ニートひきこもりから脱したかったら会話しろ!』といいたい。 ソクラテスとプラトンは、歩きながら会話を重ねながら、お互いの知を高めていったという。会話…

FHN放送局予告・家族は敵か味方か? 親孝行はしたい? したくない?

放送配信予告です。←終了しました!来る10月8日19:30〜21:00まで「親孝行」というものについて考えてみたいと思います。「FHN」というのは『不登校・ひきこもり・ニート』の頭文字なのですが、『不登校・ひきこもり・ニート』系の人というのは、どうも家…

『自己評価を上げられない人のために』

第10回巨椋修(おぐらおさむ)のFHN放送局 テーマ;『自己評価を上げられない人のために』 【ゲスト】 明橋大二(精神科医) 中田新一(映画監督) 【パーソナリティ】 巨椋修(おぐらおさむ) 天正彩(てんしょうあや) 【内容予定】 1部;自己評価を高める…

否認と事実

『不登校・ひきこもり・ニート』の世界には、現実や事実を受け止められないで、「否認」してことを済まそうとする傾向がある。 ここでいう「否認」とは、自分が認めたくない事実や現実を「なかったこと」「●●のせい」にして、自分を守ろうとする心の働きのこ…

まじめな親と疲れた子ども

『不登校・ひきこもり・ニート』の関係の親子と見ていると、ときどき 『まじめで頑張っている親と、その親との付き合いに疲れ傷ついてしまっている子ども』 と、いうパターンを見かけることがあります。 親は(父親や母親に限らず)、「まじめ」「努力家」「…

第10回のゲストはこんな人

さて、さて、第10回FHN放送局の準備をほとんどしていない巨椋修(おぐらおさむ)です。(笑)次のゲストはこんな人です。まず、中田新一さんは映画監督さんです。古くは映画『ドン松五郎の生活』で、西村知美さんを見いだしました。最近では車椅子バスケ…

第10回FHN公開放送予告

第10回FHN放送局の予告です。日時は、9月17日(金)場所は、いつものシミズクリエイティブスタジオ⇒ 地図上の自動販売機と歯科の間を曲がる道は狭い裏道です。見落とさないようお気を付けください!参加費:1000円予約不要そして、今回はいつもより開…

あきらめるな! あきらめろ!

あきらめるな! この言葉は励ましの言葉として、当たり前に言われています。 正しい言葉です。 でもね…… 同じように『あきらめる』という言葉も正しいんですよ。 これらの言葉は、その場の状況、環境、場合、都合で使い分けられます。 例えば、医科大学や、…

がんばれ!がんばるな!

【がんばる】ということについて、お話ししようと思います。 【がんばる】っていうのは、決して悪い言葉ではなく、とても大切なことだと思っております。しかし、ときとしてこの 【がんばるという美学】 のために、潰れてしまう人もいると思うのです。 わた…

ひきこもりを辞めたかったら、外を歩け!

もし、ひきこもりを辞めたいのなら、ぼくの言える唯一のアドバイスは、「歩け」である。それも「外を歩け」である。10分でも、1時間でも3時間でも無目的でもいいから、とにかく「歩け」である。こんなことを言っていると、必ずといっていいほど、ある種の保…

ちょっと近況報告

ども、巨椋修(おぐらおさむ)です。ここ数日、忙しくて更新が滞っております。いつもなら、大昔に書いた記事などを転載したりして、更新をなるべく途絶えさせないようにしているのですが…… ぼくの職業は、マンガ家であったり作家であったり、ときに映画作家…

餓鬼(がき)と依存症

『餓鬼(がき)』という言葉をご存知でしょうか?ここでいう『餓鬼』とは、いわゆるいたずらをする子ども『ガキ』のことではございません。仏教用語としての『餓鬼』でございます。 仏教における餓鬼とは【生前の悪業の報いで、餓鬼道に落ちた亡者(もうじや)…

不登校の本当の問題とは?

本当は 不登校など大した問題ではないのだ。 多くの親は、子どもが生まれたとき、子どもが元気でいてくれれば充分と思ったはずだ。 子どもが生まれたときに、子どもに毎日学校に行って欲しいなどと思った親はいないと思う。 ただ元気に育ってくれればいいと…

「準」ひきこ森という本を読んでみる

ひさしぶりに『「準」ひきこ森』(講談社+α新書 樋口康彦著)という本を読みなおしてみたのです。 「準ひきこもり」というのは、わたしが普段使っている「ひきこもり系」とか「ニート系」といっている単語と類似している観念と思っていいでしょう。 ただ、こ…

夏休み明けがひとつのカギ

わたし、巨椋修(おぐらおさむ)は神戸生まれの大阪育ちでございます。で、ふと我がふるさと、大阪って不登校とか多いんじゃろかい?と、思って調べてみました。どうやら多いみたいですね。しかし、不登校児童生徒の出現率は減っているらしいのです。2006年8…

自殺について考える

一年間でこの季節が、もっとも自殺者数が少ない季節なのだそうです。だからというわけではないが……いえ、もっとも自殺が少ない季節だからこそあえて、自殺についてのぼくの個人的な意見を書こうと思います。ぼくはこれまで、このブログをはじめ、講演などで…

短編ホラー怪奇幻想映画祭というのをやります

これは『不登校・ひきこもり・ニート』にまったく関係なく、ぼく巨椋修(おぐらおさむ)のお遊びの一環として、巨椋と天正彩が『短編ホラー怪奇幻想映画祭』というものをやります。 【司会】巨椋修、天正彩【映画審査委員長】山口敏太郎● 開催日:8月27日(…

第9回FHN3部;闇は必要である

【ゲスト】 山口敏太郎(オカルト作家・妖怪研究家)【パーソナリティ】 巨椋修(おぐらおさむ・作家) 天正彩(てんしょうあや・モデル・女優) 茉里谷りょう(まりやりょう・モデル・タレント) さて、FHN『怖い話特集』の第3部です。3部は、オカルト…

第9回FHN2部;都市伝説

【ゲスト】 山口敏太郎(オカルト作家・妖怪研究家)【パーソナリティ】 巨椋修(おぐらおさむ・作家) 天正彩(てんしょうあや・モデル・女優) 茉里谷りょう(まりやりょう・モデル・タレント) さて、FHN『怖い話特集』の第2部です。2部は、オカルト…

第9回FHN放送局 1部;狂気と普通の境界線

第9回巨FHN1部;狂気と普通の境界線 今回はオカルト作家で妖怪研究家の山口敏太郎さんをゲストに 1部;狂気と普通の境界線・ 妖怪はどうやって誕生するか?・ ひきこもり・ニートは現代の妖怪になりうるのか? をテーマにお話ししていただきました。放送を…

精神科医・明橋大二氏への質問など

FHN放送局代表の巨椋修(おぐらおさむ)です。 昨日は、オカルト作家の山口敏太郎さんをお迎えして『第9回 巨椋修のFHN放送局』を行ないました。実におもしろかったのことよ。打ち上げも楽しかった。ご参加の皆様、ありがとうございました。詳細はま…

第9回巨椋修のFHN放送局『真夏の夜の怖い話し特集』

1280625135*[放送配信]第9回巨椋修のFHN放送局『真夏の夜の怖い話し特集』※終了いたしました。ありがとうございました。【日時】8月6日(金)開場19:00 開始19:30〜21:00放送画面へは下記のアドレスをクリックして下さい!http://www.ustrea…

新型うつ病

最近、うつ病が急増しているらしいのです。そして、そのうつ病が従来のうつ病とは、ちょっと違ってきているらしいのです。そのうつ病は、比較的若い世代に多いらしいのですが、従来のうつ病が『自分が悪いのだ』と、自分を責めることが多かったのに対し 「親…

大阪2児放置死事件について

大阪西区で、2人の幼児が犯人(母親)より放置して死亡した事件について。犯人となってしまった23歳の女性は「不登校」という報道はないのですが、中学時代は荒れており、夜の街を徘徊したりあまり学校にも行っていなかったようです。 犯人の生育歴は、犯…

虐待を受けた子どもの脳は萎縮する

連日のように児童虐待のニュースが報道されています。その多くが「教育の一環」、「しつけの一環」という親の言い訳があるようですが、激しい体罰、言葉の暴力などの虐待は、教育の一環どころか、子どもの脳を萎縮させてしまうことが科学的にわかっています…

FHN放送局 自殺、その傾向のある人とは?

【配信日】 2008年10月6日 【出演】 巨椋 修(おぐら おさむ)、天正 彩(てんしょう あや) ●解説悲しいことに、日本は先進国で一番自殺が多い“自殺大国”なのです。今回のFHN放送局では、自殺の傾向と予防について考えます。ではまず、どのような人が自…