第9回FHN放送局 1部;狂気と普通の境界線
第9回巨FHN1部;狂気と普通の境界線
今回はオカルト作家で妖怪研究家の山口敏太郎さんをゲストに
1部;狂気と普通の境界線
・ 妖怪はどうやって誕生するか?
・ ひきこもり・ニートは現代の妖怪になりうるのか?
をテーマにお話ししていただきました。
山口さんいわく、
「子どもが怪獣や妖怪、幽霊、恐怖が好きなのは、原始時代からの精神性を子どもから大人になるにかけて、再体験している。だから子どもは、怪獣や妖怪が好きなのです」
と説きます。
そして、弱者を排除し隠そうとすると、少しおかしくなってしまうといいます。
また、人類は、突出した人や邪魔者、弱者、ちょっとよく理解できない人を、社会の邪魔者を悪魔や妖怪として殺してきた歴史もあるといいます。
また、ニートやひきこもりは現代妖怪になるのか? という問いに対して「成りうる」とのこと。
例えば、都市伝説に「ヒキコさん」という話があるのですが、この話の発祥は、学級崩壊が問題化していた時代に、学級崩壊していたクラスでイジメられて死んだ子どもが、イジメッ子を地面に引きずって肉塊にするまで引きずって殺すという話であったそうです。
それが、やがて学級崩壊がそれほど問題化されなくなったとき、やがてヒキコさんに姓がつき「森ひきこ」となったといいます。
「森ひきこ」つまり「ヒキコモリ」となり、ひきこもりの幽霊となったといいます。
また、昔あった都市伝説に「口裂け女」というものがありましたが、これは一説によると、我が子を塾にやれないお母さんが、子どもが早く帰ってくるようにさとすため、「早く帰って来ないと口裂けたお化けが出るよ」と、いう教訓妖怪であったそうです。
おもしろいですね。
2部の解説は、また後日やりますね。おたのしみに〜!
『FHN放送局』
巨椋修(おぐらおさむ)
『短編ホラー怪奇幻想映画祭』にもきてね!
FHN放送局とは関係ないけど、巨椋と天正彩が『短編ホラー怪奇幻想映画祭』というものをやります。
【司会】巨椋修、天正彩
【映画審査委員長】山口敏太郎
● 開催日:8月27日(金)19時より21時
〒1600023東京都新宿区西新宿7-21-20 関交協ビル TEL:03−3363−7291(フレンズ)