人は鏡

「人は鏡」っていうじゃないですか。


ほんとうにそうだなーって思うことが多いですね。


いろいろな人から好かれて、信頼されている人を見てると、なるほどって思うことが多いんですよ。


人に好かれている人って、やっぱり人に対して、好意的なことをやっていたり、気を使っていたり、いい言葉がけをしていたりする人が多いものです。


人に嫌われている人って、やっぱり人に嫌われるような行為や言葉がけ、気配りができてなかったりね。


「心配」って言葉があるじゃないですか。


心を配ると書いて、心配。


人に好かれる人って、自分の心配半分、他人の心配が半分で、バランスがとれている人ですね。


バランスの取れていない人って、自分にだけ心を配っていたり、逆に、自分のことはほうっておいて、他人の心配ばかりしてる。


他人の心配ばかりしている人って、周囲の人から、逆に心を配られていることに気が付かないの。


つまり他人のことは無視してるのね。


そんな人が、いくら他人のことを心配しても、それは他人にとっては余計なお世話になるわけです。


好意の押し売り。心配の押し付け。


バランスよく心を配っていれば、相手も同様に心を配ってくれます。


自分の悪いところを認めて許せば、他人の悪いところも許せるってもんです。


これが「お互い様」の精神でね。


人は鏡です。


人が嫌な態度で接してくることが多いと思っている人は、その人が姿に自分が写っているのかも知れませんよ。


でも、あまりにひどい接し方をしてくるような人や、過剰に良くしてくる人って、人は鏡ですから、その鏡が歪んでしまっているのかも知れませんし、なにか下心があるのかも知れません。


そういうときは、他の鏡で自分を見てみればいいってことで。


人間は、多面的な生き物ですから、いろいろな鏡で、自分をみればいいんじゃないでしょうか?




不登校・ひきこもり・ニートを考える FHN放送局代表』
巨椋修(おぐらおさむ)