仮説;一生ひきこもったらいくらかかるか?

わたしはなるべく、嘘をつかず正直に生きようと思っているのですが、世の中というのは






本当のことは言ってはイケナイ







とういこともあって、なかなかうまくいかないものです。


だって本当のことを言ったら、すごく嫌われるんだもん。

ブサイクな人に、


「アンタってホントにブサイクですね」


なんて言ってはいけないのです。


そんなときは、何も言わないか


「アンタってホントに 個性的 ですね」


って言えばよろしい。


……!



……?



そういえば、わたしは子どもの頃から、ずっと人様から個性的と言われてきました。


いま思えばそうだったのね……、わっはっはっ!(泣)




それはさておき。


本当のことで、あまり人が言いたくないこと。


つまり、お金のことを今回書こうと思っております。



不登校・ひきこもり・ニート』の不安というのは、自分の生活の不安であると思うのですよ。


生活の不安とは何か?


お金が稼げるかどうかといっても過言ではないでしょう。


お金を稼ぐ必要のない人は、一生ひきこもりでもニートでも、さほどの問題はないのですよ。

お金のハナシをするとねえ


みなさん、なぜか「ムッ」となさるのね。


それはそれだけ、お金というもんに抑圧されているからかも知れませんね。


「お金なんていらない」って言う人ほど、お金のハナシに敏感でね。


もうハアハア言っちゃう。(笑)


性に異常にキョーミのある中学生が、エロ話に異常に潔癖なのに似てますねえ。(笑)




さてさて、では1ヶ月いくら稼げば人は生きていけるのでしょうか?



一人暮らしで最低いくらかかるかというと、諸説あるのですが、ある一説の目安は、独身の場合140万円らしいという話しです。



140万円÷12ヶ月=約11万6666円



つまり1ヶ月、11万から12万円稼げば暮らせるというものですな。


内訳をテキトーに書くと、


家賃5万円

光熱費2万円

食費3万円

その他が1万6666円くらいかなあ。


食費は1日千円くらいの計算になります。


だいたいこれくらいあると生活ができる。


では、月11万6666円稼ぐには、どれくらい労働すればいいかというと、月25日働くとして


11万6666円÷25日=約4千666円稼げばいいわけです。


仮に時給800円のバイトをするとして、


800円×6時間=4千800円

ちゅーことは、1日6時間働けば、ギリギリとはいえ食べていくことができる。



が、しかしです。



ビンボーの達人であるところのわたしに言わせれば、それほどはかからない。
(そういえば以前、あるテレビ局の番組で、ビンボーな人をあつかったのがあって、あやうく出されそうになったことがあるくらいです。(泣))




友人でそういった暮らしをしている人(この言い回し方が泣けてくるなあ……)にも、聞いたのですが、東京で一人暮らしをするには、8万円もあれば充分という意見が多かったですね。


8万円だと、家賃が5万として、光熱費、食費、雑費が3万円ナリ。


で……



そういった生活をしている人を観ると、その8万円から、年金払って税金払って貯蓄までしている人もいる。



(驚異だ!)



家賃・食費を払わなくていい人、つまり【親と同居している人】は、月に3〜5万も稼げば十分に楽しい生活ができるとも言えますな。

中年のお父さんのお小遣いが、月2〜3万なんてことも少なくないご時世ですからね。


しかし、生活を楽しむためには、なるべく潤沢に消費をしたいもの。


社会生活を楽しむとは、労働よりも消費なのですよ。


労働が一番楽しいのであれば、一生刑務所で暮らしても楽しく暮らせるわけです。


刑務所にあまり人が入りたがらないのは、行動の自由と消費の自由がないからです。


なら、もうちょっと消費量と多少の貯金もしたいから、親と同居等で家賃や光熱費をはぶいて、もっと言えば食費もはぶいて月5万の収入としましょうか。

ま、仮説ですからテキトウでいいでしょう。


すると、


月5万×12ヶ月=60万円


年間、ひきこもり、ニートは、60万円あればいいわけです。


ではこれを一生続けるとする。(親が死んでも済み続けることが可能とする)

仮に後、50年生きるとする。


60万円×50年=3.000万円ナリ。


3.000万円あれば、一生ひきこもりやニートと言われながらも、楽しく消費生活ができるのかもね。


なに? 月5万は高い?

じゃあ3万で計算すると、年間36万円、後、50年生きるとして、1.800万円あればいいわけね。

3.000万とか1.800万とか聞くと、ちょっとビビるけど、月3万とか5万なら、どうにかなりそうではあるな。




ただし、これらは“冗談仮説”で、実際には、スポンサーであろう親が先に死んでしまうし、何かとお金もかかるであろうから、もっとお金は必要になってきます。







その金をどうするか?


親の財産を消費するか?


本人がどうにかするかは、それぞれでしょうね。



FHN放送局代表
巨椋修(おぐらおさむ)