おんなのまたぢから

女のまたぢからと書いて





努(ど)。





女またごころと書いて





怒(ど)。





非行少年や、不登校・ひきこもり、あるいは、成人してから神経症うつ病にかかる人、家庭内暴力等々の人や身近な人からお話しをうかがっていますとね。


その人の成育歴や、その親の成育歴に、ある種の暴力がよくでてくるのです。


ある種の暴力というのは、家庭内暴力と虐待。



怒りというのは、その怒りが正当なものであれ、不当なものであれ、暴力を伴なうことが多い。



家庭内暴力に関して、被害者になる多くのは母親だと言われていますが、子どもが幼少期のときは、母親が加害者になる傾向があります。

そういう母親はというと、やはり幼少期に虐待を受けていたという場合が多く、また、同じような傾向のある男を選び、虐待の連鎖が起こる場合も少なくありません。


いっぽう、虐待を受けた子どもは思春期をむかえ、体格で親を勝るようになると、こんどは幼少期の復讐とばかり親を殴るようになったりする場合もある。

そうやって、連綿と続くりの連鎖。



かくもおそろしきは女のお又。



かくも偉大なるも女のお又。



怒り という女の又ごころを抑えるための、努力 という女のまたぢからを使わねばなりますまい。


“努力”を“怒力”と勘違いしちゃあいけません。


と、書きつついったい何が言いたかったのやら。(笑)






女ほどめでたきものは又も無し


釈迦も達磨もひょいひょいと産む 


(覚芝和尚)