不登校・ひきこもり経験者 宮川正文さんに訊く1

これは、前回書いた【ある不登校児が大学院を卒院】の人に出演してもらったときのものです。


放送配信は08年9月10日ですから1年半前ということになりますね。

なかなかおもしろい放送なので、ごらんいただきたいと思います。


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2008/09/10 09:57:03

この番組は本来、『生きぞこない放送局』と題していたのですが、『生きぞこない』という言葉に、マイナスイメージを持つ人が多く改題しました。

巨椋自身は、かなり気に入っていたのに残念であったりします。



さて、第一回放送の内容は




不登校・ひきこもり経験者 宮川正文さんに訊く】


【配信日】 2008年9月8日


【出演】 巨椋 修(おぐら おさむ)、天正 彩(てんしょう あや)
【ゲスト】 宮川正文さん(不登校・ひきこもり経験者)




●話の内容

・ ぼくが不登校・ひきこもりになった理由

・ ぼくが 昼夜逆転になってしまった理由

不登校・ひきこもり当事者の心理



●宮川正文さん略歴

・ 中学一年生より不登校・ひきこもりになる

・ 15歳 、高校は九日間だけ登校し、休学

・ 16歳、留年し四月から登校。九月、退学

・ 17~19歳 、定時制と併設する通信制高校を(二次募集を含む)四回受験したがいずれも失敗

・ 23歳より不登校児童生徒のための居場所づくりをはじめる

アルコール依存症になる

富山大学非常勤講師なる

・ 現在、都内大学院生


●解説

 宮川正文さんは、中学一年生の秋から不登校になり、自分の部屋にひきこもるようになります。

 不登校になった宮川さんを、親御さんや先生が無理やり学校に連れて行こうとするため、宮川さんは、親が部屋に入ってこないようにするため、バリケードを作ったりモデルガンで武装をしたといいます。

 高校受験は、一度受かるもすぐに退学、その後16歳から18歳までの間で4回受験に失敗し、最終学歴はいまだに中卒。

 23歳より不登校児童生徒のための『居場所』を作り、活動をはじめます。

 26歳のときより4年間、なぜか富山大学非常勤講師をつとめ、その頃、巨椋修(おぐらおさむ)の取材を受けています。

 しかしこの頃、アルコール依存症になってしまいます。

 現在は、東京都内の某大学院に進学。大学院生として政治・行政学を勉強中。

 最終学歴が中卒でも、大学の講師になれたり、大学院に進学できるんですね。(かなり特例だと思いますけど)

 当事者ならではのお話しですので、ぜひ皆さん観てください。


※今回もいきなり、あやねえさんが大ボケをかましてくださいます。(笑)

※照明が暗く観づらかったり、音声もお聞きづらいところがありますので、ご了承ください。



てな感じです。


宮川さんの話しは、はっきりいって面白いですよ。


この人、わたしが監督した映画『不登校の真実』の主人公のモデルになった人でもあります。



FHN放送局代表
巨椋修(おぐらおさむ)