不登校・ひきこもり経験者 宮川正文さんに訊く2
今回も不登校経験者、宮川正文さんの話しです。
親御さんや、学校の先生に観ていただきたい内容です。
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2008/09/15 10:49:29
さてさて、『不登校・ひきこもり・ニートを考える放送局、略して『FHN放送局』の第2回目の放送です!
今回もゲストは「不登校・ひきこもり経験者」の宮川正文さん!
話の内容は、ゲストの宮川正文さんが、不登校・ひきこもりだった時代、親や先生からされて困ったことを語っていただきました。
■親や先生にされて困ったこと
・(親が)泣いたり苦悩しているのを見るのがつらかった。
宮川さんは、不登校・ひきこもり時代に、親が泣いたり苦悩している姿を見るのが、自分のためだけではなく、親に対して申し訳ない気持ちがあり、とてもつらかったそうです。
・ほっておいてほしかった。ただつらい時は助けてほしかったが、対応はまったく逆だった。
不登校時代、親から「学校に行かなかったら、人生おしまいなんだぞ」などと言われるくらいだったら、むしろほっておいて欲しかったそうです。
・言葉だけ理解があるのは苦しい。表情が違うから。
親は「学校は無理して行かなくてもいいわよ」と、口では言ってくれたのですが、ところが表情や態度が怖かったりした場合、子どもには親の本心が敏感にわかってしまい、それでまた苦しくなってしまったそうです。
・宮川さんの場合、教師が同級生に「みんな待っているよ」と手紙を書かせて、持ってこられるのは、とても負担だった。
宮川さんは「いじめ」が原因で不登校になったそうなのですがそうすると、いじめっ子たちからも「みんな待っているよ」という手紙が届くことにもなり、とても負担だったそうです。また、無理やり書かされている手紙というのは、子どもでもわかるので、余計に負担を感じたといいます。
宮川さんのお話は、経験者だから言えるということが多いように思います。いま悩んでいる方、親御さん、先生方にもぜひ観ていただければと思います。
FHN放送局代表
巨椋修(おぐらおさむ)