不登校の真実〜学校に行かないことは悪いことですか? [DVD]出版社/メーカー: グラッソ(GRASSOC)発売日: 2017/02/24メディア: DVDこの商品を含むブログ (90件) を見る映画『不登校の真実』発売! そして記念上映会&サイン会でした!

 
(映画『不登校の真実は』全国のTSUTAYAさんのドキュメンタリーコーナーに置いております。お買い上げの場合はコチラから


●ここ十数年、不登校や子どもの環境は改善されていない

 14年前に監督した映画『不登校の真実』がものたびDVD化されました。14年前の自主映画が、いまになって商業作品として全国発売というのは、ほとんど例がないことだと思います。


 またこの映画は、この14年の間『親の会』で自主上映され続けてきた作品でもあります。そういう例もほとんどないのではないでしょうか?


 なぜ14年も前に作られた映画がいまになって商品化され、全国発売されたかというと、この14年という間にほとんど不登校問題、子どもたちの問題が解決していないということだと思うのです。


 不登校がピークだったのは平成13年(2001)、それからゆっくりと減ったり増えたりしながら、このまま不登校は沈静化していくのではないかと推測されていたのですが、ここ2年くらいは増加傾向にあり、沈静化しているわけではなさそうです。


 それどころか、十数年前に比べて、子どもたちの環境は悪くなっていると思います。事実、貧困率はぐんぐん上昇しており、当選子どもも貧困に苦しむという結果になっていますしね。



 この映画を撮った頃は、貧困とかそんなに話題になっておらず、不登校フリースクールを経営している人の中には「不登校は豊かな家庭の方がなりやすいのです!」なんていう人がいたくらいです。もちろん、そんなことがなく、その人の場合、公教育の学校よりもお金がかかるフリースクールに通える子どもは裕福な家庭の子どもが多いため、その人はそんな印象だったのかもしれませんが、どんな家庭であろうと不登校になる子どもは出ます。


 むしろ貧困問題は重大で、自分の家が経済的に苦しいのを友だちに知られたくないと思ったため、友だち付き合いが悪くなったㇼ、親が苦労をしていることをよく知っているため、親を気づかい自分の悩みや苦しみを話すことができないため、不登校になる子どもは少なくありません。


 子どもの問題は、大人の問題の鏡です。私には十数年前よりも子どもの環境、子どもの問題は悪くなっていると思っています。だからこそ十数年前に無名の監督が撮った、不登校の映画がず〜っと上映され続け、そしてこのたび商業作品として全国発売されるようになったのでしょう。


 

●上映会&サイン会成功でした! ありがとうございました!

 さてさて、昨日2月26日は銀座で映画『不登校の真実』上映会&サイン会でした。たくさんの皆様に来ていただき、ありがとうございました。

 


 上映が終わったあと、主演の西凜太郎さんははじめ左から、このたびDVDで一部音声の吹き替えをしてくれた女優の若松由莉さん。特典映像に私と対談してくれたタレントの真里谷りょう改め織原りょう子さん。DVDジャケット写真に出てくれたグラビアアイドルの若木萌さんに前に出てきてもらってご紹介をさせていただきました。


 
(織原りょう子さん)



若木萌さん)

 双極性障害をかかえる織原りょう子さんは、ご挨拶をしているときに映画に何か感じることがあったのか、泣きながらこの映画について語ってくれました。


 そしてその日にDVDをお買い上げくださった皆様にサイン会も行いました。


 


 そして受付をやってくれた女優の若松 由莉さん、アイドルのゆみゆみ香さん。異様に美女率が高い上映会であったな(笑)。




ではでは皆さまありがとうございました!






 FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)


●オススメ本

さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

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わたし(巨椋修(おぐらおさむ))が監督した映画『不登校の真実〜学校に行かないことは悪いことですか? 』DVDになりました。
精神科医不登校に携わる皆さんにインタビューをしており、問題解決のヒントになれば幸いです。
TSUTAYA』のドキュメンタリーコーナーにも置かれておりますのでご覧になってください。


●巨椋修(おぐらおさむ)の著書



ビックリ!おもしろ聖書物語 (リイド文庫)

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新版 丹下左膳

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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

陽明門護身拳法のHPはコチラ。門下生募集中!
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