私たちは『今』無数の『未来』を選んでいる!


●人は『過去』と『経験』により、その人は『未来』を予測する

 不登校・ひきこもり・ニート系の人は、対人関係が苦手な人が多いようです。

 それはその人の『過去』や『経験』、その『過去』や『経験』を『今』いかに解釈しているかによって、対人関係が苦手やそうでもないと、その人の心が決めるわけです。


 そして『過去』と『経験』により、その人は『未来』を予測します。


 不登校の人が、学校に行きたくないと思うのは、『過去』と『経験』の解釈により、その人は学校に行ってもあまりいい思いをしないと『未来』を予測しているからです。


 ひきこもりがちの人が、なぜひきこもりがちなのかというと、『過去』と『経験』の解釈により、その人は、外に出て人と接触してもあまりいい思いをしないと『未来』を予測しているからです。


 つまり『未来』は『過去』の投影(物を映し出すこと)、『過去』が『今』と『未来』を映し出し、作っていると多くの人は考えているわけです。




●『未来』は『過去』の投影ではない

『過去』が『今』と『未来』を映し出し、作っているという考え方は、一種の運命論、すでに未来は過去により決まっているという考え方に近いものがあります。


 しかし本当にそうでしょうか? 私たちは『今』生きていているわけで、『今』は一瞬の後には『過去』になっているわけですから、実は我々は『今』『過去』を創作しているわけです。


 私たちは『過去』学んだ言葉で話し、『過去』に経験したことで『未来』を予測し判断しているのは事実ですが、必ずしもそれだけではなく、『過去』はどんどん離れていくし、やがてその多くを忘れ去ってしまいます。


 つまり私たちは


『過去』→『今』→『未来』


だけではなく


『未来』→『今→『過去』


 という両方の時間軸を同時に生きていると考えていいでしょう。

 ややこしいですか? ではもっとわかりやすく



 私たちは『今』無数の『未来』を選んでいる!



 ということです。



 不登校の人も無数の『未来』を『今』選んでいる!


 ひきこもりの人も無数の『未来』を選んでいる!


 ニートの人もの人も無数の『未来』を『今』選んでいる!



 もし仮に、アナタが不登校・ひきこもり・ニートだとして、あるいはそれに近い存在だとして、自分の未来を変えることは可能です。


 それは『今』、どんな未来を選ぶかにかかっているといってもいいでしょう。


 どんな人でも『今』、冒険の旅のはじまったと考えればいいのではないでしょうか?





 FHN放送局
 巨椋修(おぐらおさむ)