やれば出来るという言葉は罪つくりだ


「やれば出来る」という言葉は罪つくりだ。やったからといって、うまくいくとは限らない。


「うまくいかないのは努力不足」というのは、もっと罪作りだ。


 すべて失敗は努力不足で片付けられてしまう。別に勝者だけが努力をしているわけじゃない。


「みんな我慢してるんだからキミも我慢しなさい」っていう人は、その意味が「みんな苦しいんだからお前も苦しめ」と同じであることに気がついてない。


「やればできる」「うまくいかないのは努力不足」という言葉は、期待や叱咤激励のためにいうのかも知れないが、こういう言葉をいって効果があるのは、自分で自分に言い聞かせることぐらい。


 親や子に、教育者が教え子にいうのには少しばかり思慮が足りないのではないだろうか?

 
 書籍や映画話題になった『ビリギャル』の著者坪田信貴さんは、作品の中で次のように言っている。


「ダメな人間などいません。ダメな指導者がいるだけなのです」


https://youtu.be/oyqqcgpWzsM


 どうぜなら「やればできる」「努力不足」よりもやりたくなる言葉、やる気が出る言葉を選んだほうがいい。


 どんな言葉がけがいいかは、それぞれが考えてほしいもの。


「やればできる」「努力不足」といった強制力はあるかもしれないが、ある大切なものが足りないのだ。


 大切なものが何かって?


 愛だよ、愛。



FHN放送局 巨椋修(おぐらおさむ)


わたし(巨椋修(おぐらおさむ))が監督した映画『不登校の真実〜学校に行かないことは悪いことですか? 』DVDになりました。
精神科医不登校に携わる皆さんにインタビューをしており、問題解決のヒントになれば幸いです。
TSUTAYA』のドキュメンタリーコーナーにも置かれておりますのでご覧になってください。


●巨椋修(おぐらおさむ)の著書



ビックリ!おもしろ聖書物語 (リイド文庫)

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新版 丹下左膳

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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

陽明門護身拳法のHPはコチラ。門下生募集中!
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