うつ病を糖質制限で治したというお話しが挙がっていたので - おぐらおさむ（巨椋修）の不登校・ひきこもり・ニートを考える

●糖質制限はうつ病に効果があると思う

　ぼくはいまゆる〜い糖質制限をしています。ゆる〜い糖質制限ですから、ときにはお菓子やごはん、麺類も食べるときがあります。きょうも焼き芋食べたしね（笑）。

　基本的にはご飯類、パン類、麺類といった炭水化物を抜くのですけど、外食のときには食べるものがなくなるので、そういうときは炭水化物を食べたりもします。

　実際その程度でいいんじゃないのかなあ・・・、ぼくの場合４〜５キロ落ちて、いまの体重に落ち着いています。

　漫画を読みたい人はココをクリック
　　　　　　　　↓
（『糖質制限でうつ病が治った話』）

　まあ糖質制限でうつ病が治るかどうかというと、少なくとも改善するとは思います。というのは、ぼくの知る限りですが、うつ病って何もかもが億劫になる病気だから、あまりマトモなものを食べない人が多いようなんです。コンビニ弁当で済ませたり、インスタント食品ですましたりね。

　うつ病は脳という臓器の病気で、その臓器に必要な栄養をあまりとらなくなるから、ますます悪くなることになります。では糖質制限をするとどうなるかというと、ご飯やパン、麺といった日本で主食と言われている食品を抜くわけですから、当然、他の食品で空腹をなんとかしないといけない。

　すると肉や魚、野菜、玉子といったもので空腹を満たすことになるため、必然的に栄養豊富になってきます。

『うつ病は食事で改善できる！原因は食べ物だった！』によると「うつに悩む人の95％は、食事になんらかの問題があり、その食事の問題を改善すると、本人を取り巻く環境や性格は、そのままでも、うつの症状が消えていく」そうです。

　よって糖質制限はうつ病を改善する効果は期待できそうです。ただし、あまり厳密にすると、それがストレスになりますから、ぼくのようなゆる〜い糖質制限あたりがいいんじゃないでしょうか？　それとこの漫画にあるみたに、急にお薬をやめるのはオススメしません。お医者さんと相談しながら、ちょっとずつね。断薬したければ、急にやめると禁断症状が出るかも知れませんので、ちょっとずつ、ちょっとずつ半年、一年がかりでやってください。

　うつ病にいい食べものとしてバナナがあります。糖質がたくさんの食べ物ですが、バナナはセロトニンの作るのに必要なトリプトファンという物質がたくさん含まれているそうです。しかしバナナには糖質がたくさん含まれている・・・　じゃあぼくなら「まあいいじゃん」と適当に食べちゃう（笑）。特にバナナって値段が安いのと高いのがあるでしょ。あれって糖度が高いのが値段も高くて、低いのは安いのね。だったら一番やすいのを買って食べたら経済的だし健康的だと思うし。
（参考：http://kokoronograph.com/blog/shokuji_mendou/）

　それとうつ病というのは、薬だけで治すのはちょっと難しい病気です。

　当たり前です。たとえば暴飲暴食を繰り返して胃腸を壊した人が、胃腸薬を飲みました。しかし暴飲暴食をやめません。そしてこういうのです。「薬なんかいくら飲んでも効かない。こんな胃腸薬なんて内科医が、患者からお金を巻き上げるためだけじゃないか！」

　いえいえいえ、同じことを言っているうつ病の患者さんをたくさん見てきましたが、そういう前にまず生活環境を変えましょうよ。

　ってことで、参考に【マンガ】で分かる糖質制限ダイエット　誰でも細マッチョも、紹介しておきましょう。原作が精神科医のゆうきゆうさんです。

（http://yubt.net/man/151.html）

　ってことで次は、やはりうつ病の方がよくなってしまう生活習慣「朝起きられない」についてです。

●朝日をあびてうつ病を追い出そう。難しければ光療法という手もあり

　うつ病は朝が起きられない、朝動けなくなる病気でもあります。朝起きられないとどうなるか？　不登校になったり出社がつらくなりますよね。不登校・ひきこもり・ニートの多くの人が、昼夜逆転になってしまうのと共通点があるのかも知れません。

　そして朝起きられないと、朝日を浴びることができません。夜行性ではなく昼行性である人間は、朝日を浴びることによって、幸せホルモンともよバレルセロトニンが脳内で作られます。ところが朝起きられないと、朝日を浴びることができないから、当然セロトニンが作りにくくなる。するとうつ病がますます悪くなるという悪循環。

　ネットテレビで一緒に番組をやっている真里谷りょうさん改め織原りょう子さんは双極性障害で、うつ期になると朝起きられなかったそうなんですが、去年の１１月くらいでしょうか？　精神科医に相談して、ご自身で光療法用のライトを購入したそうです。効果については半信半疑だったそうなのですが、それなりに効果があったらしいですよ。

　←光療法用のライト。お値段とかサイズとかもいろいろあるみたいです。

　興味のある方は、病院で光療法をやっているところもあるから、お医者さんに相談するなり、いろいろ検討してみてはいかがでありましょうか？

　ちなみに前述の織原りょう子さんは、光療法で調子が良くなってきたのか最近お調子にのって、やたら自分の写真をTwitterでアップしております。こないだはこんなのアップしておりました。

●運動は抗うつ剤一錠分の効果があるそうだ！

　うつ病になると、すべてが億劫になるから当然、行動したくなくなる。当然運動不足になる。でも運動ってうつにすごく効果があって、３０分の軽い運動は抗うつ剤一錠分の効果があるんだって。副作用もないしね。

　メンタリストのDAIGOさんもこんなことをいってます。

　DAIGOさんさんは、朝起きると顔を洗って掃除して、３０分筋トレするそうです。う〜ん立派ですねえ。ぼくとかは、毎日腕立て伏せしようとかストレッチしようとするのですが、まず続きません（苦笑）。

　ぼくの場合だと週に２回格闘技の練習をしているのですが、ぼくはそれが良かったみたい。たぶん週一回でもいいと思います。あと、３０分くらいの散歩とかでも効果があるそうですよ。あるいは３０分一生懸命掃除するでもいいみたい。

　でもホントは、ちょっと息切れするくらいの運動がストレス解消にいいんだと思うんです。（学術的な根拠はないけど自分の経験上です）

　運動にしても、生活習慣にしても、一番難しいのは“続けること”だそうです。うん、ぼくもそう思う（笑）。

　そして続けるために一番大切なのは【目的意識】だそうです。

【目的意識】は、「うつ病予防」でも「ストレス解消」でも「フィットネス」でも「かっこよくなりたい」でも「モテたい」でもいいんです。ただその目的を忘れないこと！

　ってことで、うつ病予防と糖質制限について書こうと思ってたんですが、生活習慣について書いちゃいました。

　でもこれってとても大切なこと。みなさんもやってみてください。

　ああそれと大切なこと！　ダイエットとかしたい人は絶対覚えておかないといけないこと！　それはダイエットするなら絶対に筋トレしなきゃダメ！　

　ダイエットすると脂肪が落ちるでしょ。同時に筋肉も落ちるの。もっと言えば筋肉の方が落ちるの。だから、ちゃんと筋トレをして筋肉を維持しないと、体重は落ちるでしょうけど“情けな〜い”そして“カッコわる〜い”肉体になるから注意してくださいね。

●まとめ
・炭水化物を減らして栄養に気をつけよ！

・朝日を浴びよ！　できなければ光療法という手もあるぞ！

・体を動かせい！

FHN放送局
巨椋修（おぐらおさむ）

わたし（巨椋修（おぐらおさむ））が監督した映画『不登校の真実〜学校に行かないことは悪いことですか? 』ＤＶＤになりました。
精神科医や不登校に携わる皆さんにインタビューをしており、問題解決のヒントになれば幸いです。
『ＴＳＵＴＡＹＡ』のドキュメンタリーコーナーにも置かれておりますのでご覧になってください。
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