陰口をいうより陰ホメをしよう!




●陰口や悪口のデメリット

陰口や悪口を言うことで、ストレスを発散させようとする人は少なくないようです。


ところが、陰口や悪口には大きなデメリットがあり、人の悪口をよく言う人は回り回って損をしてしまいます。


では陰口や悪口のデメリットは、どんなものでしょう?


陰口・悪口のデメリット

・あなたが言った陰口・悪口のほとんどは、相手に伝わります。

・陰口・悪口をよく言う人は、当然信用されません。

・陰口・悪口をよく言う人を高く評価する人は、ほとんどいません。

・陰口・悪口をよく言う人は、その人もまた陰口・悪口を言われるようになります。

・陰口・悪口をよく言う人「類は友を呼ぶ法則」で、周囲には陰口・悪口をよく言う人が集まってきます。

・陰口・悪口をよくいう人を大好きという人は、あまりいません。

・陰口・悪口が溢れる職場、クラス、グループは、その集団そのものがダメになっていきます。


と、まあ、陰口・悪口を言うとあまりいいことは起こりません。


現在はネットやLineなどで、人(ある団体や有名人等を含む)のことを繰り返し悪くいう人もいます。


そして、多いのが陰口や悪口を言われたり書かれたりすることで、傷ついてしまう人がたくさんいるということを忘れてはいけません。



●陰口や悪口を言われても気に病むことはない

誰だって陰口や悪口を言われていい気持ちになる人はいません。


ただ、前述したように、陰口や悪口を言う人というのは、結局のところその人が一番損をしているんです。


一番いいのは、その陰口や悪口をまともに受けとらないこと! 仏教の創始者ブッダにある男が散々悪口をいいった話しが伝わっています。


さんざん罵倒され、悪口を言われたブッダは、その悪口に何も反論しませんでした。そしてこう言ったのです。


「もし他人に贈り物をしようとして、その相手が受け取らなかった時、その贈り物は一体誰のものだろうか」


つまり、相手に何かを送ったとき、相手がそれを受け取らなかったから、それは自分に返ってくるということです。


陰口や悪口を言われても、傷ついたり気に病むことはありません。陰口や悪口を真に受けて、反論したり文句を言ったり、逆に相手の陰口を言うということは、相手の土俵に乗るということで、相手のペースに巻き込まれてしまい相手と同格ということになってしまいます。


そんな相手のレベルに合わせるのではなく、ただ相手とは距離を置くのが得策です。



●すべての人に好かれることはない。そんな相手なら嫌われてもいい

人は誰しも好かれたいものですが、みんなに好かれる必要はありません。特に自分に対して陰口や悪口をいうような人に対して、好かれる必要はありません。相手がしつこく絡んできても、なるべく距離を置くことです。


みんな好かれることはありませんし、同時に人は好き嫌いがあってよく、嫌いな人がいてもよく、また、嫌われてもいいんです。


陰口や悪口をいうような人に好かれようとすると、相手に振り回されることになります。


だから、距離を置く。どうしても距離が置けない状況のときは、淡々と接することです。


「人のふり見て我がふり直せ」ということわざがあるように、その人のようにならないことです。



●陰口をいうより陰ホメをしよう!

逆に人を褒めると、大きなメリットがあります。


人を褒めるメリット

・基本的に人は褒められるとうれしくなります。

・よって褒め上手な人は好かれます。

・人間関係が良好になります。

・人を褒めるには相手の長所を探さねばならないため、自然と人間観察力がつきます。

・褒められた人は幸せになり、その幸せは言った人に返ってきます。


と、いいことがいっぱい。面と向かって相手を褒めるのもいいのですが、オススメするのは陰ホメです。


陰口と同じく、相手がいないときに相手を褒めるとその話しは、やがてその人に伝わります。ときに直接褒めるとお世辞っぽくとられてしまうことがありますが、陰ホメならそうならず、また陰ホメが相手に伝わったとき、心理的効果が多く、それを伝えた人も好感度がアップ。


つまり、陰口はグループや組織の力を弱めますが、陰ホメはグループや組織を活性化します。



●褒められたら素直に受け取ろう

生きぞこなっている人や不登校・ひきこもり・ニート系の人の中には、「褒められるのが苦手」という人や「褒められても信じられない」という人がたくさんいます。


これは褒められ慣れておらず、褒められるときは相手が何かたくらんでいると疑う癖があったり、「どうせ自分なんか」と、自己卑下し自己肯定感がj低い人ほどそうなります。


そういう人に限って、陰口はまともに受け取る傾向があります。


そういう人は、人から褒められたり好意を寄せられても、「どうせお世辞だろう」とか「どうせ自分なんかのことはすぐに嫌になる」と、好意を素直に受け止めることができません。


でもそれって損ですよね。これからは陰口は言わないようにして、陰ホメをして、誰かが褒めてくれたら素直に受け取りましょう。


それが楽に生きる方法です。


そう難しく考えないで、人生なんて適当でいいんですから(笑)。






FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)

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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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