寂しい人の特徴は自尊心が低く自意識過剰
心理学者のジョーンズの調査によると、寂しい人、孤独な人の特徴は
・自尊心・自己評価が低い。自信がない。
・人から好かれていない。特に異性から好かれていないと思っている。異性に対してあまり敬意・好意を持っていない。
・内気で臆病。
・他者に好意的ではなく、信頼していない。他者を助けようとしない。
・自意識過剰 (自分のことを意識しすぎること。自分が他人にどう見られるかを考えすぎること)。
このように、寂しい人、孤独な人は、自分にも他人にも異性にも、すごく否定的なんです。
ちなみにこれを読んでいるあなたは、こういった人物をどう思うでしょうか? おそらくほとんどの人はあまり好意を持ちにくいんじゃないでしょうか?
つまり寂しい人というのは、自ら人に嫌われる自分を演出しているということです。
わたしが知る限り、寂しい人、孤独な人のほとんどは、心のどこかで「実は孤独は嫌だ」と、思っているようなんですし、実は人の役に立ちたいと思っている人がほとんどのようです。
もし、自分は孤独だと思っている人が孤独から脱却したいと思っているのなら、これらの逆をやればいいんですよ。
・自尊心・自己評価を上げるためには、小さな成功体験を重ねる必要がありますので、小さな挑戦をして自信をつけてください。
・人から好かれていない。特に異性から好かれていないと思っている。異性に対してあまり敬意・好意を持っていない人が、いきなり好かれるのは難しいので、まず人や異性に敬意・好意を持つようにしてください。人は基本的に好意を持つ人を好きになるものです。
・内気で臆病な人は、いきなり外交的になり勇敢になるのは難しいでしょうから、これも小さなことから少しずつ挑戦してみてください。
・他者に好意的ではなく、信頼していない。他者を助けようとしない人は、他者にできる範囲で好意と信頼を。そして出来る範囲で人助けをしてみてください。心理学的にも、自尊心の低い人、落ち込んだ人はボランティアなど人から喜ばれることをすることで、自尊心が回復することがわかっています。
・自意識過剰の人は、他人はそれほどアナタに注目していないことを知ってください。そして自分のことを気にすることを少し減らして、その分他人のためになることを考えてみてはいかがでしょう?
人というのは、好意を抱いてくれる人を好きになるものって書きましたけど、自分に敵意を持つ人に対しては敵意をもつものです。
また、人は会う回数の多い人ほど好意を持ちやすいものです。
(ただし、いくら好意を持っていてよく会っていても、相手が「気持ち悪い」って思うような行動や印象を与えていれば逆効果になりますが)
つまり、自分や相手や社会に否定的な人は、相手や社会を否定的であるがゆえに、まずます孤独・生きづらくなり、自分や相手や社会に肯定的な人は、人気者で生きやすくなるということです。
もしあなたが人気者になって楽しく生きたいのであれば、自分や相手や社会に肯定的であったほうがいいということですね。
人生、気楽に行きましょう。それが楽道。
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝