第5回 楽に生きて何が悪い『自己否定の強い人は幸運に見放される』
●自己否定の強い人は幸運に見放される
前回、幸運にせよ不運にせよ、運の多くは人が運んできてくれるものと、述べました。
ではどういう人に幸運がめぐってくるのかというと、やはり他人に信用されている人、好かれている人といえるでしょう。では、逆に幸運がめぐってこない人はどのような人かというと、自己否定の強い人。
「わたしはダメだ」「わたしなんて……」「わたいなんか生まれてこなければよかった……」などなど、自分を否定してしまう癖がついてしまっている人は幸運がめぐって来にくいようなのです。
こういう人は【自分を好きじゃない人】【自分を愛せない人】でもあります。なぜこのような人には幸運がめぐってこないのかというと、答えはカンタン。
人間は自分を愛する以上に他人を愛せないのです。
自分を愛せない人は自分を大切にしません。
人間という生き物は、ホンネのところでは自分が一番大事なのです。かといって、人は1人では生きていけないため、自分を愛している人ほど自分を大事にするために周囲の人を大事にします。
自分を大事にできない人は、周囲の人も大事にできないため、必然的に人から好かれません。
そんな好かれない自分をみて、自己否定の強い人はますます自分を嫌いになったり、他人を憎んだりして、ますます他人とうまく行かなくなります。
こうやって人間関係の悪循環がはじまります。
運の多くは人が運んでくれるものですから、自己否定の強い人は幸運から見放されるということになります。
だいたい、自己否定が強すぎてひねくれてしまっていたら、生きていることが楽しくないですよね。楽しく生きるっていうのが、楽に生きるってことなんですから、どうせ生きるのなら楽しくなくっちゃ!
●幸運を掴むためには自己肯定感を高めること
では幸運を掴むためにはどうすればいいのか? 幸せになるためにはどうすればいいのかといいますと、これは自己否定の逆である自己肯定感を高めることが基本となります。
なぜ自己肯定感を高めると幸運に恵まれるのか?
自己肯定感とは自分を認める。自分を大切にするということですから、まず自分の心が安定します。
それとは対照的に自己否定者は、自分が認められない・許せないから、自分自身に不満であり不安。
人間というものは、お互いに感応しあうものですから、不安な人は周囲の人に不安が伝染し、安心している人は周囲の人にも安心が伝わります。
そうすると、自然と安心している人の周りには同じように安心した、心にゆとりのある人が集まってくるようになります。反対に不安のある人は、ギスギスとした攻撃的な人になりますから、あまりいい仲間は集まってきません。
友だちには「類は友を呼ぶ」という法則がありますから、自分と似た人や共通点が多い人が仲間になる傾向があるのです。
と、すればですよ。もし幸せを求め、いい仲間がほしいなら、まず自己否定を少なくして自己肯定感を高めること、自分に優しく、他人にも優しくすることです。そして、ギスギスとした攻撃的な人の反対をすればいいのです。
つまりそれが「いい加減」=「良い加減」ということです。良い加減のススメですね。(笑)
「良い加減」=「楽に生きる秘訣」ともいえるのです。
次回は楽に活きるための方法として重要な「自己肯定感の高め方」を中心に述べましょう。
●まとめ
・ 信用されている人。好かれている人には幸運が巡ってきやすいようです。
・ 自己否定の強い人は幸運に見放されやすいようです。
・ 自己否定を少なくして自己肯定感を高める、仲間が集まってきて幸運も巡ってくるようです。
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巨椋修(おぐらおさむ)拝
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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
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