生きづらさを抱えている人ほど感謝の言葉を使わない



●生きるのが下手な人ほど感謝の言葉を使わない

十数年、不登校・ひきこもり・ニートの人やその親御さん、生きづらさを抱えた人たち、生きぞこなっている人たちと会ってきました。


そこで気が付いたことがあります。


そういう方々ほど『感謝の言葉をいうことが少ない』ということです。



他人に何かをしてもらったとき、そういった人達が、どんな言葉を使うかというと「すみません」という場合が多いのです。


「すみません」は謝りの言葉であって、感謝の言葉ではありませんよね


他人に親切にしてもらったとき、そういった人達が、どんな言葉を使うかというと「どうも」で終わる場合が多いのです。


「どうも」では言葉足らずですよね。正しくは「どうもありがとうございます」というべきです。



●感謝の言葉は魔法の言葉

感謝の言葉は、人間関係を良くする魔法の言葉なんです。


人から「ありがとう」や「うれしい」などという言葉を掛けられて、ムッとする人は、基本的にいませんよね。そういう言葉をいわれると、ほとんどの人はうれしくなります。


人は自分をうれしくしてくれる人を好きになるものです。


もし誰かからプレゼントをもらったとして、そのとき「あ、そう、そこに置いといて」と、素っ気なく感謝の気持ちも表現しないなら、プレゼントをした人はどう思うでしょうか?


ガッカリするでしょうし、もしかしたらその人を少し嫌いになるかも知れません。



人間関係を良くする魔法の言葉をいくつか例に出しましょう。

・ありがとうございます

・大好きです。

・褒め言葉 陰ホメ

・うれしいなあ。

・楽しいね。

・感謝してます

・幸せだなあ

・愛してます

・もう許します

などなど・・・



では逆に人間関係を悪くする魔法の言葉は

・悪口 陰口

・バーカ

・死ね

・嫌い

・つまんない

・ぜったい許さない

などなど・・・



●ネットでも悪口はやめよう

いまやネットの時代です。ネットやTwitterFacebookなどSNSを見ていると、「あんな人が・・・」という人まで、罵りの言葉や悪口をつぶやいています。


ネットやSNSというのは、本音や本性が出やすい装置なんですよ。例えていうならば、1人で車を運転している人が、誰も聞いていないのをいいことに、罵詈雑言を大声でいったりする人っていませんか? ちょっとあの状態に似ているのです。


しかも、ネットやSNSは不特定多数の人に自分の意見を発表する場でもあり、どんなことをいっても賛同する人がいます。


それに、自分の考えや思想、意見と同じ人もたくさんいて、中には著名人や知識人が、そういった意見をもっともらしく語っている場合もあり、自分の意見を補強してくれ、後押ししてくれます。


それで「やはり自分の意見は正しい」と思い、ついつい悪口雑言を吐いてしまうのでしょうが、どのような形であれ、罵詈雑言や悪口は、人を不快にさせ、その人の価値を下げてしまうもの。


ネットでの発言は、よくよく気をつけたいものですね。



●あいさつを忘れない

生きぞこなっている人の中には「あいさつ」がちゃんとできない人もいます。


声を出してあいさつするのが恥ずかしかったり、あいさつをするのを忘れてしまったり、あるいはあいさつの重要さを知らなかったりするからなのでしょうが、ちゃんとあいさつができないというのは、とても自分の評価を下げることなのです。


「あの人はあいさつもできない」という言葉は、人として最低のことができないというのと、同じ意味なのですから。


「あいさつ」+「感謝の言葉」をちゃんと使うようになり、さらに上記した人間関係が良くなる言葉を多用すれば、その人は運が良くなります。なぜならば、運というのは他人が運んできてくれるものだからです。


逆にいれば、人間関係が悪くなる言葉を多用すれば運に見放され不幸になっていくということです。


これ、本当ですよ。






FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)

【脱力系TV! 生きぞこない なう!】のお知らせ。

毎月第2水曜日、午後9時放送。

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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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