プライド、こだわり、被害者意識を捨てましょう!
内田樹・春日武彦著 『健全なる肉体に狂気は宿る』(角川新書)によると、精神を病んでいる人の共通点には『プライド・こだわり・被害妄想』があるらしいのです。
私のみたところ、この傾向は病んでいる人だけでなく、不登校・ひきこもり・ニートの人や、生きづらさを抱えている人もかなり『プライド・こだわり・被害者意識』を強くもっている場合がとても多いようです。
「プライドの高さ」は、誇りの高さというより、自分のおびえや恐怖心、傲慢さを隠すため。
「こだわり」も新しいことに挑戦しないための言い訳として。
「被害者意識」は、自分は悪くないという主張のため。
このような『プライド・こだわり・被害者意識』に縛られてしまうと、柔軟な精神も柔軟な行動もとれなくなってしまいます。
「プライドが邪魔をしてできない」のなら、そんな邪魔プライドなど捨てておしまいなさい。
「ささいなことにこだわって何もできない」のなら、そんなこだわりなど捨てておしまいなさい。
「悪いのは私じゃない。私は被害者だ」と文句ばかりいって何も行動しないのなら、そんな被害者意識など捨てておしまいなさい。
それだけで、生きるのがすごく楽になるから。
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)