第10回楽に生きて何が悪い 【自己肯定感の高め方】自分をほめて、他人もほめちゃえ!
●自分をほめて、他人もほめちゃえ!
さて、前回に引き続き【自己肯定感の高め方】について書きますね。
自己肯定感の低い人は、「どうせ自分なんか」と、学習してしまった人なんです。
そういう人にありがちなこととして「自分が悪いから」と自分を責めすぎてしまったり、あるいは逆に「自分は悪くない! 悪いのは親のせい、世間のせい」と、他人のせいにして、それらを攻撃することで、自分のプライドを保とうとする傾向があります。
でも、両方とも過ぎたるは及ばざるがごとし。
自分を責めても、他人を責めてもも、現状は変りません。
それよりも、自分を許し、自分もこれまでよく生きてきたと自分を認め、よくやっていると自分をほめた方が、気が楽になるというもの。
他人のせいにするよりも、他の人も苦労したり頑張っていると認めて、ほめてあげた方が、他の人だって気持ちがいいものですよね。
だれだって、攻撃されたり責められたりすると、ガードを固めたり、反撃したり、あるいは無視したりするもの。その結果、残るのは嫌なイメージのみ。
つまり自分を責めても他人を責めても、あまり得することはないんです。そんな損をすることをわざわざやることはありません。その真逆をやれば、他人から好かれ、自分も気持ちよくなれます。そのほうがずっとずっと気持ちよくてしかもお得!
つまり「自分もほめて、他人もほめちゃえ!」ってことです。
●ありがとうからはじめてみましょう
誰だって、けなされたり、責められたりするよりも、ほめられたり認められたりしたほうが、うれしいし、その相手に好感を持つもの。
それは、他の人に限りません。あなただって、人から悪口を言われるよりほめられたほうがうれしいでしょ。
だったら、自分自身で自分自身をほめてあげちゃいましょう。他の人に感謝の気持ちを表しましょう。
これも自己肯定感を高めるコツのひとつなんですよ。
感謝の言葉といえば「ありがとう」という言葉。
人間って、他の人間から感謝されたい生き物なんです。
人に一切感謝しないようなひねくれた人でも、誰かに感謝されたい。認められたいと思っている生き物なんですね。
逆にいえば、人から感謝される・認められるためには、感謝されることを待つよりも、自分の方から、積極的に感謝し、相手を認めていくというのが、より有効で近道。
それも、人が何か自分にいいことをしてくれるから、感謝するというのではなく、人の存在そのものに感謝をするんです。
例えば子どもがいい成績をとったから誉める・認めるというのではなく、子どもがいるだけでいい。存在しているだけでうれしいということを表すということですね。
だって、いい成績を取ったら誉める・よろこぶというのでは、まるでいい成績を取らないと、いらないと言っているようなものですから。そんな親ってなんかイヤでしょ。
これは、子どもだけじゃなくて、いろんなことに当てはめることができて、親に対しても、友人に対しても同じですね。「ありがたい」って思う心が大切です。
そして思っているだけじゃなくて、なるべく言葉で言い表しましょうよ。人間は言葉で言い表さないとわからないことが、たくさんありますから。
日本人はそういう気持ちを表すのが苦手らしいのですが、そんなとき便利な言葉が「ありがとう」です。
だから「ありがとう」からはじめてみませんか?
●ポイント
・ 自分を責めても、他人のせいにしても、現状は変りません。
・ むしろ自分を責めても他人を責めても、得することはありません。
・ 誰だってほめられるとうれしいし、ほめてくれた人に好感を持ちます。
・ 自分をほめて、他人もほめるというのは得することばかりです。
・ まず「ありがとう」からはじめましょう。
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝
FHN放送局から派生した『脱力系TV! いきぞこないなう!』は毎月第二水曜日 21:00〜21:45 ニコニコ生放送で放送配信ちう〜!
ご覧になりたい方は、放送配信時間にMACH−YVの『いきぞこないなう!』右横にある「いきぞこないなう!」の文字か「タイムシフト視聴」をクリックしてくださいませ!また希望者は、人数に限りがありますが、入場料1000円で、スタジオ観覧できます。
お問い合わせは osaogu@yahoo.co.jp までお願いいたします。
FHN放送局で、何か取り上げるテーマや、ご意見・ご質問などを募集しております。
もし何かあれば osaogu@yahoo.co.jp もしくはコメント欄に書き込んでいただければと思います。
巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
陽明門護身拳法のHPはコチラ。門下生募集中!
http://members3.jcom.home.ne.jp/yohmeimon/
門下生募集中!お問い合わせは osaogu@yahoo.co.jp まで。