その弱さを認めて生きよ
人間というものは、どんな人でも弱いものです。
強いと思われている人も、それはほとんどの場合『他人から見て強く見えている』だけで、本人はその弱さを知っているものです。
そして弱い人ほど、自分を強くみせたがるもの。
本当に強いのなら強がる必要などないからです。
いまTwitterやFacebookといったSNSが流行っていて、そこには「こんなに楽しかった」「こんな美味しいものを食べた」「こんなに幸せです」といった、リア充アピールで溢れていますが、その心理の裏には「誰かに認めてほしい」「私は幸せだと人に思われたい」という心理があるといいます。
「幸せになりたい」と思うよりも「幸せだと思われたい」という人は寂しい人でしょう。
「強くありたい」と思うよりも「強そうだと思われたい」人は、強い人ではないでしょう。
強くないのに自分が強いと思い込んでいる人は、ありのままの自分を認められない人でしょう。
自分の弱さを認める。これが強さへの第一歩です。
自分の弱さから目をそらす。それはありのままの自分から目をそらしていることと同じです。
その弱さを認めて生きよ。
その弱さを抱きしめながら生きよ。
その弱さと共に生きよ。
自分の卑怯さを認めて生きよ。
それでいいのだと思います。
強い人などいないのだから。
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)
巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
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