性との正しい付き合い方なんてないよ


前回、前々回で「性」というものついて書きました。

わたしが性について調べるようになったのは、『不登校・ひきこもり・ニート』について調べるようになってからです。

もっといえば、『不登校・ひきこもり・ニート』を調べるようになると、家族関係、人間関係等々の社会全般を調べるようになり、その中のひとつに「性」の問題があったのです。


不登校・ひきこもり・ニート』の家庭環境とか親子環境って、あまり良くないことが多いのですよ。

両親が不仲であったり、親戚とうまくいっていなかったり、ご近所とうまくいっていなかったりすることも少なくないようです。


その家族のストレスが、子どもに表れてしまうことが、ときとしてある。


また、『不登校・ひきこもり・ニート』は対人関係が苦手な人が多いわけですから、究極の対人関係である「恋人作り」とかが難関になってくることがある。

これは、ひいては結婚相手を探すことが困難になるという場合もあるわけですから、まさに人生の一大事。


そして、昨日、読者のCMYKさんから

「ひきこもりの人の性行為とは、つまり自慰のことでしょうか。
「ひきこもり」が、外に出ず他人と関わることが無い人、ということであれば、自慰しかないのかと思いますが、
その場合の性とのうまい付き合い方とはどのようなものでしょう。」

というご質問をいただきました。


「まあ、相手の嫌がることをしなければいいのでは?」

といういい加減な答えをしましたが、わたしのホンネとしても「性との正しい付き合い方なんかありませんよ」という以外にないんですね。


ただ、いろいろと調べてみて、現代人は以外と「性行為」ついて“こじらせて”しまっている人がいるみたい。

たとえば、『不登校・ひきこもり・ニート』であるかないかは関係なく05年の「第13回国立社会保障・人口問題研究所結婚と出産に関する全国調査 独身者調査の結果概要」によると30代未婚男性のおよそ童貞率は、4人に1人いることになります。30代未婚男性を10人集めれば、そのうち2人ほどが童貞という数字がでています。
(参照;http://npn.co.jp/article/detail/41012214/


女性の場合はどうか?

同調査によると、30代未婚女性の4〜5人に1人は処女という数字が出ています。
(参照;http://npn.co.jp/article/detail/03622862/

だから何だということもないし、こういった人たちに「もっと積極的に……」なんていう気はないんですけど、まあ個人的に話しを聞いてみると、やっぱりカレシ・カノジョは欲しいんですと。


ところが、そういった人たちの中には、もう頭の中に「性はフケツ」とか「怖い」とか、「ここまで来たら、相手は●●でないと!」みたいに、いろいろな妄想が渦巻いていることがあって、もう頭の中だけで「はーっ、はーっ」ってなっている人が結構いたりします。

つまり、童貞・処女をこじらせてしまっているわけ。

ま、人それぞれだからいいのだけどね。(苦笑)


性を特に美化することもないけど

性を特に卑下することもないけど

ま、いい加減におはげみくださいなと。


ちなみに、結婚した夫婦でも、3割くらいは浮気をします。

これは男女ともにね。

ま、人っていう種はそんな生き物なのでありましょうなあ。
(参照;http://npn.co.jp/article/detail/21501617/






と、いまだわが生涯に「モテ期」がこない……、と、泣き言をいう巨椋が書きました。



FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)