心の病気と身体の健康
健康であるかどうかは、自分の心が決めている
‐仏陀の言葉より‐
私の知る限りですが、心を病んでしまった人は、身体の病気もかかりやすいように思います。
本日の毎日新聞の記事によりますと
重い精神疾患の人は一般の人と比べて心筋梗塞(こうそく)などの心血管疾患と自殺で亡くなるリスクが高く、平均で22年短命になっているとの調査結果を、東京大病院の近藤伸介助教(精神神経科)らの研究チームが英国の精神医学専門誌に論文発表した。国内でのこうした調査は初めてで、英国や北欧の調査結果と傾向が一致しているという。
(https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0822/mai_170822_4189843158.html より引用)
上記の調査では、重い精神疾患を患った人の平均寿命は63歳だそうで、一般の人の平均より22・2年も短命だったそうです。ただしこれは思い精神疾患の方であって、軽中程度の方だとまた違う数値になるのかも知れませんので、むやみにご心配なさらぬように。
他の調査もざっくりとですが調べてみると同じような結果で、短命になってしまうのは、喫煙率やアルコール摂取量が多い傾向があったり、食生活の乱れ太り過ぎや栄養失調、それらの影響による生活習慣病、長期に服用する薬の副作用、さらに自殺率も一般の人にくらべて10倍ほども多いのだとか。
と、いうことは・・・、その逆をやれば改善されるということですね。
・まず生活習慣の改善。
・アルコールや喫煙はやめるなり量を減らす。
(アルコールにしてもタバコにしても、ある年齢以上になると依存症でもない限りムリにやめることはないという説もあります。ムリにやめようとしてストレスをため込むよりも、ほどほどの距離をとってたしなめれば、むしろそのほうがいいとか)
・食生活の改善。
(うつ病は食事でかなり改善が可能とか。ネットで「うつ病 食事」で検索するとたくさん出てきますので参考にしてみてはいかがでしょうか? 特にこの季節、夏バテ対策とうつ病対策としての食事や栄養は、かなり一致しているのでいいと思います)
・ストレスをためないようにする。
(心の病気の人って、はたから見ていると、自らストレスをため込むような言動をしているように思えることが結構あります。気にしなくていいようなことを気にし過ぎたり・・・ 悩みは人それぞれでしょうし、他人にはわからないことが多いと思いますが、心したいところですね。
誰だって健康で長生きしたいもの。しかし生活習慣の改善はなかなか大変。あまりムリせず気楽にできればいいですね。
FHN放送局
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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
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