他人と比べて自分を犠牲にするな


 私たちは、多くの人たちとの関係性で生きています。なんでも一説では友だちの友だちという感じで、人と繋がっていくとわずか6人ほどで全世界の人と繋がることができるそうです。これを『6次の隔たり』というそうです。

(参考:『6人と握手するだけで世界中の人とつながる、というネットワークの仕組みを分かりやすく解説』)


 この説が本当かどうかなんてにわかには信じられませんが、どちらにせよ私たちの人間の世界というのは意外と狭いもののようです。


 だからこそ、人というものは、他人のことがとても気になる生き物で、それはそれで当たり前ですよね。


 でも、あまり他人のことを気にして自分と比べたりしていると、永遠に幸せになれません。だって『私はあいつよりマシだけど、あの人には勝てない』とか、自分よりできる人の前では卑屈になって、自分より劣ると思っている人の前では、優越感に浸るってあまりカッコよくない(苦笑)。


 他人と自分を比べることで幸せを探していると、永遠に嫉妬と優越感を行ったり来たりで、いつになっても幸せにはなれません。また他人の評価、他人の生活を気にして、自分と比較して一喜一憂するというのでは、それではいわゆる『世間の雑音』に自分の幸せをお任せしているのと同じこと。残るのは不安と不満だけとなってしまいます。



 他人は自分のことをよく知らない人のことです。


 そんな人たちの評価を気にして、その人たちに合わせた生活を送ることはありません。


 他人の視線、他人の評価、他人との比較をして、一番大切な自分を殺したり、歪めたりすることはありません。


 また、他人が自分のことをいろいろいうと気になりますし、傷つくこともあると思います。

 
 もしあなたが、親や教師、知り合いとかから、否定的な言葉をいわれたとしても、それはその人個人の考えにしか過ぎないのです。誰かの個人的考えをあなたが取り入れることはありません。


 そんなことより、自分の意見を大切にして、自分を幸せにしてあげてくださいね。

 


FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)

巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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