ひきこもり女子の話し
朝日新聞に『「ひきこもり=男性」じゃない! 気付かれなかった女性たち、専門家も誤解 当事者が見つけた居場所とは』という記事がありました。
ひきこもりや不登校は男性が7割ほどで、これまで女性はあまり注目されていなかったということもあります。
しかしいろいろな人と会った経験からいうと、女性が少ないかというと決してそんなことはないという印象があります。
ずいぶん前になりますが、現関西学院大学准教授で社会学を研究している貴戸理恵さんとお話ししたとき、木戸さんがポツリといったことがあります。
「不登校やひきこもりは男性のイメージだけど、女性も相当数いるんじゃないかしら」
と、私の印象と同じようなことをおっしゃっていた記憶があります。
ちなみに貴戸さんは元不登校でありひきこもりの経験がある方です。
(貴戸理恵さんの著作『不登校、選んだわけじゃないんだぜ! 』より)
女性の場合、ひきこもりになっても「家事手伝い」ということで、ひきこもりにカウントされなかったり、あるいは本人や親がひきこもりであることを隠そうとするため、男性より大幅に少なくなっているのかも知れません。
また、女性の場合男性より「どうな女は結婚すればいいんだから」と軽く見られているということもあるかもしれません。
しかし結婚といっても、いまや結婚受難時代。そしてひきこもり者の根本問題は、人との交流がうまくいかないことであり、さらにその根っこには、傷ついてしまっている本人と、もう二度と傷つきたくないためにひきこもっているということを、理解し解決しないことには、女性であろうと男性であろうと、後の人生を開くことが難しくなってしまいます。
もっと女性のひきこもりについて、社会の人々の理解が必要なのかも知れませんね。
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巨椋修(おぐらおさむ)
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