しがみつかない・しがみつかせない生き方

 水の中で子どもが親にしがみつく。水に慣れてもしがみついたままなら、子どもは親を信頼していない。


 いつ突き放されるかわからないと思っているから。


 男女間、親子間、友人間でも相手と自分を信頼していない人は、相手がろくでなしとわかってもしがみついて離ることができないもの。


 もし泳げるなら、そんな相手ににしがみつく必要はない。


 また、親子、男女、友人もしがみついて離せなくなっていることも多い。


 その人たちも子どもや相手を信用しきれておらず「私がいなければ・・・」という理由をつけて相手にしがみついているのだが、やはり本人も子どもや相手を信用できず、まだ自分ひとりで泳ぐ自信がないために、相手を離すことだできない。


 本来なら、子が親にしがみつき、少し泳げるなら少し親から離れ、怖く鳴ったりしたら親の元に戻ってきてまたしがみつく。子どもはそうして少しずつ親離れしていく。


 ときには子どもが親から独り立ちしようとしているのに、親が子どもにしがみついてしまっている場合もある。


 子どもを不幸にする親にこういうタイプの親がいる。


 友人や恋人、パートナーを不幸にする人にこういうタイプの人がいる。


 もしあなたが親なら、子どもにしがみつく親にならないようにしてほしい。


 友人や恋人、パートナーにしがみつく人にならないようにしてほしい。


 もしあなたが親なら、子どもに1人で泳げるようにしてあげ、自分自身も1人で泳ぐ勇気を持ってほしい。


 もしあなたが子どもなら、しがみつく親から離れる努力をしてほしい。


 もしあなたの友人や恋人、パートナーがしがみつくタイプなら、距離をとることをオススメする。


 支え合い、助け合うのはいい。


 でもしがみついてばかりではいけない。


 
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)


巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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