なぜ人が怖いのか?


●人が怖い

日本人にとても多い病気に『対人恐怖症』というものがあります。

なんでも10人に1人か2人くらいがかかる病気なんだそうです。


病気というほどのものじゃなくても、なんとなく他人が怖いとか、人前に出るのが怖い人や不安になってシドロモドロになってしまう人、異性の前に出ると顔が真っ赤になってしまう人とかは、結構いるんじゃないでしょうか?


そのため、うまく人と付き合えないという人もたくさんいると思います。



●親しい人や知らない人は怖くない

病気というほどでもないんだけど、なんとなく人が怖いという人に多く見られるのが、家族やよく知っている人はまったくといっていいほど、怖くなく緊張もしない。町ですれ違う人など、まったく知らない人も、特に怖いとか緊張するということもないというパターン。



じゃあ、どんな人が怖いのかというと、顔見知りだけど、特に親しいというわけでもないという中途半端な関係の人に緊張してしまうという人が結構いるみたいなんですよ。



例えば、特に親しいというわけでもないクラスメイトとか、同僚とか。


そういう人の前になると、なんだかうまく話せない目を合わせることができないというパターンがあるみたいなんですよ。




●なんで中途半端な知り合いだと緊張するの?

じゃあなんで中途半端な相手だと、妙に緊張するのかというと、その中途半端さゆえに意識しちゃうんでしょうね。


中学生くらいだと、特に同じクラスの異性に対して、妙に意識しちゃってちょっと話すだけで顔が赤くなったりした経験があるという人もいると思います。


そんな人でも幼いときからよく知っている親戚の子とか、まったく知らない子だったら、顔が赤くなるほどのことはないと思うんですよ。大好きな人だと、意識し過ぎて赤くなると思いますけど。



中途半端な知り合いっていうのは、まだお互いによくわかっていないという状態ですよね。



まだよくわかっていないのだから、相手に良く思われたいといった自意識が強くなってしまうと思うんですよ。



つまりは自意識過剰。



・相手に好印象を与えたい!
・相手に失礼があっちゃいけない!
・笑われたくない!



などといった意識が強すぎると、そりゃ緊張するし、ときには相手が怖くなりますよね。




●自意識過剰を治すには?

じゃあ、どうしたらいいのかというと・・・



まず、自意識はとても大切な意識でことを知って、自意識を否定しないこと!



だってそうでしょ。自意識過剰が、他人の目を気にしているとしたら、逆に他人の目をまったく気にしないでいる人は、無神経で無礼者で自己中ってことになりますから。


人間なんて、ちょっとくらい自意識過剰のほうがいいんです。


ただし、あまり人の目を気にし過ぎると、本当に対人恐怖症になってしまいますから、そこは「自分はそういう人間なんだ」と、自分を認めてしまうようにすること。


幸か不幸か、人というのは、あくまで自分を中心に考える生き物ですから、周囲の人も、その人が思っている人ほど、その人のことに注目などしていないものです。



ですから、人が怖いということも、自意識過剰であることも、「ま、いいか」と、なるべく適当に、いい加減に流してみるようにしてはいかがでしょう?



いまよりも楽になると思いますよ。














FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝



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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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