うつ病の人3人に1人、10代のいじめが原因か？

APF通信社のニュースによると、18歳の時点でうつ病を患っている英国人の3人に1人近くが、10代のときに受けたいじめが原因でうつ病を発症した可能性があるという研究結果が2日、英医学誌「BMJ」に発表されたそうです。

研究チームによると

分析の結果、13歳のときに、少なくとも週に1度はいじめを受けていると答えた683人のうち、15％近くが18歳のときにうつ状態にあった。いじめを受けた経験のない10代に比べると、この割合はほぼ3倍だった。

また、頻繁にいじめを受けていた人のうち、10％はうつ症状が2年以上続いていた。いじめを受けた経験のないグループの中では、うつ症状が2年以上あった若者は4％しかいなかった。

論文を発表した研究チームは、10代の頃に受けたいじめがその後の人生にも悪影響を与えることが多いという事例を裏付ける数値的な結果を挙げている。

（※参照　引用　http://news.so-net.ne.jp/article/detail/1105790/?nv=r_cmn_photo　）

とのこと。

イギリスの研究であり、どこまで日本や、あるいは実情と同じであるかは、まだなんとも言えませんが、いじめを受けた人が、その後の人生において、ハンデを背負ってしまったり、悪影響を受けることは、容易に想像できます。

これは子どもだけではなく、大人でもいじめを受けた人は、人間不信になったりと、心に大きな傷を受けることでしょう。

いじめをしない。させない。受けないように、私たちは日ごろから気をつけなければいけないということ。

自分は関係ないと思うべからず。

すべての人が、加害者になる可能性も、被害者になる可能性もあるのですから。

自戒も込めてそう思います。

FHN放送局
巨椋修（おぐらおさむ）拝

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