若い頃、夢とか何かをしたいとか思ってなかった

どうもみなさんこんにちは、生きぞこなってしまっている巨椋修(おぐらおさむ)です。


皆さんはいま何歳でしょうか?


皆さんの“むかし”はいかがだったでしょうか?


ぼくにも“むかし”があり、思い出したく“むかし”もあり、ふと思い出すと楽しかった“むかし”もあります。


子どもの頃や10代の頃のことは、基本あまり思い出したくないことばかり。


夢も希望もない10代。青春時代とかいうけれど、そんなものは自分にはなかったように思います。


高校を卒業したとき、ぼくはドックトレーナーになりたかったんです。ただ、両親や家族が「エホバの証人」という一種のカルト宗教の熱心な信者で、ぼくの進路はその教団での奉仕生活しかありませんでした。いまは知りませんが、ぼくの時代はどんなに成績が優秀でも、大学に行くよりも奉仕活動。就職よりも奉仕活動。


そういうわけで高校卒業後は、就職せずにフリーターをしながら奉仕活動。ときどきニート(笑)。


で、22歳のときに親に隠れて描いていた漫画を雑誌社に投稿したら入賞、そしてデビュー。


地方に住んでいたので上京したかったけど、バイトは生活費を稼ぐのみで後は奉仕活動を強いられていたので、一切の貯金がなく23歳くらいのときに、祖母が亡くなって、20万円ほどの遺産が入ったんですよ。それでこの機会を逃したら、一生このままだと思って、家出同然で上京。


初めて住んだアパートは3畳一間。新宿歌舞伎町から徒歩3分という素敵な立地条件(笑)。


家具は布団とテーブルがわりのコタツを本が数冊。



あ、ちなみにこの写真↑はその後に引っ越した4畳半の部屋ね。


3畳一間にしても、四畳半のオンボロアパートにしても、ぼくにはすごく広く感じたよ。少なくとも、その部屋の中はぼくにとって大宇宙だったから。


20代の頃、漫画でデビューできたけど、ぼく自身は何ができるのか? 本当は何がしたいのかが全然わからなかった。


週に3日くらいバイトして、4日漫画を描こうと思ってたけど、全然描かなかったね。昔からすごくなまけものでさ(苦笑)。


だから、漫画だったら全部やってやろうと思ったよ。4コマ漫画でデビューして、女性向けの漫画や劇画もやった。


でも夢とか、何をしたいとかはなかったな。むしろ「何ができるのかな?」と思って生きてきたように思う。


だから、30代になって小説を書いてみたり、40代になって映画を撮ってみたりさ、きっといまでも迷ってる。


これからも迷いながら生きると思う。


「それじゃダメだ」なんて、これまで言われてきたように、これからも言われるんだと思う。


でもいいんじゃないか? どんな生き方をしたって。


あなたはあなたなりに、あなたの人生を歩めばいいと思うよ。








FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝



第3回 生きぞこないなう! テーマ『正義論 あなたの正義に気をつけろ!』 


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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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