第6回 楽に生きて何が悪い 自己肯定感の高め方


●まず自分を大切にする

 自己肯定感を高めるためには「自分で自分を大切にする」ということがとても大切です。

 人間というものは、群れで生きる動物ですから、他人の意見、他人の評価から無関係ではいられません。

 ここで大切になってくるのは「他人の評価に影響され過ぎない」という姿勢。 他人の評価を気にするあまり、行動や考え方をコロコロと変えたり、落ち込み過ぎたり人がいますよね。でもそれがあまり激しい人は、自分というものを持っていないと言えるかもしれません。

 特に自分に対して、過剰な介入や攻撃的な言動をされた場合、それに動揺して、自分で自分を責めたりすることは得策ではありません。

「あの人はあの人、自分は自分」と、自分と他人との間に一線を引くことが大切です。

 それは、自分の考え方を大切にするということです。

 つまり、自分を大切にするということであり、自分を認めるということです。

 自分を大切にできる人は、他人も大切にできます。

 自己肯定感が高い人というのは、自分を大切にしている人です。

 自己肯定感の低い人の多くは、自分を大切にしていません。

 もし自己肯定感を高めたいのなら、 自分に優しく自分を大切にすることです。



●自己肯定感とは等身大の自分を認めること

 自己肯定感とは、別名を自尊感情ともいい、自己否定の反対。自分を認め受け入れるということです。つまりは等身大の自分を認めること。

 これが意外と難しくて、人間という生き物は、しょっちゅう「自分はダメだ」「もっと変わらなきゃ」と思うものなんですね。

 自分はダメだと思っている人は「もっとかんばらなきゃ」と、自分にムチ打って頑張ろうとします。でもがんばるにしても、自分をムチ打つにしても、いまの自分がどんな状態で、いま何が必要かをちゃんと知る必要があります。

  つまり等身大の自分、イヤなところも、いいところも含めた、等身大の自分を認識することが必要なのです。

 そうしないと、自分を大切にするための努力は無駄な努力になり、がんばりは間違ったがんばりになってしまいます。

 その結果、思ったような成果は出ず1人で疲れ果ててしまう……、なんてことが多いんです。

 そうなるとプラス思考が空回りして、逆効果になってしまうことになります。



 ●自己肯定感を高めるには

 自己肯定感を高めるには、小さなことでいいですから成功体験をすることです。

 小さな成功体験ではダメだなんて思わないでください。ほんのささいなことでいいんです。

「きょうは笑顔で挨拶ができた」とかでいいんです。

 部屋を軽く掃除をしてみる。ピカピカでなくても、そこそこできていればそれでよしとして、自分を褒める。 もし失敗しても「やっぱり自分はダメだ」なんて思わないようにする。

 成功体験がないのに、無理やりポジティブになろうとすると、そのギャップのために疲れたり、失望したりして長続きしません。



●まとめ

・他人の評価に影響され過ぎないという姿勢が大切です。
・自分のいいところも悪いところも、受け入れましょう。
・自分に優しくなりましょう。
・小さな成功体験を繰り返して、自分を褒めましょう。




FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝


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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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