第7回 楽に生きて何が悪い 【自己肯定感の高め方】ダメな自分でいいじゃない
●ダメな自分でいいじゃない
自己肯定感を高めるためには、まず等身大の自分、ありのままの自分を認める必要があります。
でもね、これって「もっとも認めたくない自分」や「ダメな自分」「嫌な自分」すらも、自分自身で認めて受け入れるっていうことでもあるんです。
でも人ってダメな自分から目を逸らしたいものですよね。あるいは、逆に自分のダメなところばかりが気になってしまって、人と会うのが怖くなってしまうことだってあると思うんです。
目を逸らすのも、ダメな自分が気になって仕方ないっていうのも、両方ともダメな自分を受け入れていないっていうこと。
ダメな自分を受け入れるっていうのは、自分のダメなところをちゃんと自覚するっていうことでもあるんです。
そして「ああ、わたしはここがダメなんだなあ、しょうがないなあ、できたら直したいんだけどね」程度に思っていればよろしい。
コツは無理して直そうとしないこと。
無理をすれば反作用が出ちゃいます。
ダメな自分やダメな思い出とかを認めて「あ〜、残念〜」とか「あ〜、いま思い出しても恥ずかし〜」くらいになれば上等だと思いますよ。
そしてダメなところを受け入れられるようになったら、ダメを自覚できたということなんですから、もうそれだけで改善のキッカケを掴んだようなものです。
「ダメな自分でいいじゃない」くらいゆるく考えていいんじゃないでしょうか。
●自己肯定感が低いのは損
ダメな自分を受け入れられない人というのは、ダメな自分を肯定(認めること)できないってことですから、そういう人は自己肯定感が低いってことになります。
自己肯定感が低いと、何かと損をすることが多いんですよ。
少しそれをあげてみましょう。
・自己肯定感の低い人は、自分で自分にストッパーをかけてしまい、行動力を自分で止めてしまいます。
「どうせオレなんか」「自分はダメだ」「自分にはできない」「自分は嫌われている」と、勝手に思い込み、そして思い込んだ通りの行動をしてしまいます。
これは、過去にそういった失敗から学んだ結果か、親や先輩、友人などから、そのように教わって学習した結果であり、その学習が脳や考え方の癖になってしまっているのです。
・自己肯定感の低い人は、「ダメな自分で当たり前」になってしまい、「ダメ世界の住人」になってしまいがちです。
ダメ世界の住人になってしまいますと、たまにうまくいったとしても、チャンスがあったり、たまにうまくいっても、それが信じられず、「どうせ、うまいかないから」と、元のダメ世界に戻ってしまうのです。これも思考の癖といえます。
・自己肯定感の低い人は、人を巻き込んでしまいます。
他の人が盛り上がっているとき、シラケる態度をとったり、マイナス感情の言葉がけをしたりして、人のやる気を奪ったりすることがあります。
・その結果、人に嫌われたり、仲間はずれにされたりすることがあります。
こうなると自分の自己肯定感がますます低くなり、負のスパイラルに入り込んでしまいます。
このように自己肯定感が低いというのは、マイナス面がとても多いのです。
いっぽう、自己肯定感が高い人は、等身大の自分、ありのままの自分を認めているわけですから、それほど落ち込むことはなく、反省するべきところは反省し、失敗から学んでいくことができますので、とてもお得なのです。
このように、自己肯定感が低いというのは、何かと損が多いんです。
●まとめ
・ 自己肯定感を高めるためには、まず等身大の自分、ありのままの自分を認める必要があります。
・ ダメな自分を無理して直そうとすると反作用がでてきてしまいますから、無理をしないことです。
・ 自己肯定感が低いというのは損が多いので、自己肯定感を高めましょう。
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝
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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
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