逃げるは恥じゃないし役に立つ



http://www.tbs.co.jp/NIGEHAJI_tbs/ より画像引用)



 2016年10月にTBS系のテレビドラマで『逃げるは恥だが役に立つ』っていうのがありましたよね。

 なんでもこれはハンガリーのことわざだそうです。

 でもぼくは言いたい。「逃げることは全然恥じゃないし、むしろ役に立つどころか必要なことだ」と。

 ぼくは戦国武将の織田信長が好きなんですが、信長って実に逃げ足が早いんです。ちょっとヤバいって思ったらさっさと撤退するんです。一番あぶなかったのが、金ヶ崎の戦いで浅井・朝倉軍に挟み撃ちにされて、命からがらわずかな共だけで必死に逃げ帰っているんです。

 後に天下を取る徳川家康も、まだ小さな城の城主であったころ、目の前に武田信玄の大群が通り過ぎるのを我慢できなくて、無謀には戦いをいどみますが、あっさり完敗。家康も命からがら必死になって自分の城に逃げ帰るんですね。このとき家康は恐怖のあまり脱糞してしまったそうな。

 よくマジメな人は「逃げちゃいけない!」なんていうじゃないですか。もちろん、逃げる逃げないは状況によりますけど、逃げたほうがいいときは、とっとと逃げるべきです。


 もし、信長や家康がピンチのとき逃げなかったら、後にいまのような高評価はなかったことでしょう。


 学校や職場が合わない。だったら辞めるなり変えるなりすればいいんです。

 もしいじめとかにあったとしたら、そんなの戦う必要なんかありません。そんな人たちと我慢して付き合うこともないでしょう。

 とっとと、そんな人からは離れるようにしましょう。

 それを逃げというなら、それでも結構。「逃げるは恥じゃないし役に立つ」なんですから。



 え〜、なんで去年のドラマのことからこんな話題を思いついたかというと、昨日、アイドルや女優をやっている嶋田あさひちゃんという女の子と会ったんです。


 身長141センチの小柄な女の子で、その子がYouTubeで『逃げるは恥だが役に立つ』の恋ダンスを踊ってたなあって思って(笑)。




 えっと、一番左があさひちゃんですね。その右がゆみ ゆみ香ちゃん、この子は学業優秀で上智大学に入ったんですけど、本当は体育大学に行きたかったらしいんです。それで自分に合わない環境から逃れてアイドルとういう道を選んだんです。もしかしたら人は「そんないい大学に受かっていながらもったいない」っていうかも知れませんが、それは違うと思うんです。

(ちなみに一番右の女性は80年代の特撮ドラマ『科学戦隊ダイナマン』でダイナピンクを演じていた女優の萩原佐代子さんです。ぼくは一見肩を抱いているようですが、微妙に手を寸止めしているところに注目。ぼくって意外と紳士だ(笑))

「いい大学に行く」=「それが幸せ」なんていうことはだたの思考停止だと思うんですよ。

 人にはそれぞれに幸せの道があり、他人が決めた「幸せロードを歩まなければいけない」なんてことはないはずです。


 人それぞれ、自分に会った道を模索して、ときには失敗しながら歩んでいくというのが一番いいんじゃないでしょうか?



FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)拝


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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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