いじめをなくす方法は、いじめを無いことにすることではない!
横浜の教育長と第三者委員会が、小学5年の時、同級生から計150万円ほど恐喝されたのだけど「いじめとは認定できない」と言った事件。
どういうわけか第三者委員会は「金銭授受はいじめから逃れるためだった」と認めながら、「おごりおごられる関係で、いじめとは認定できない」と判断し、横浜の教育長はこれに対して
(画像はhttp://blog.livedoor.jp/qmanews/archives/52183802.htmlより)
「賠償金をもらっているだろう」と言われ、自宅から現金を持ち出して1回5万〜10万円を渡していた事件。
市の第三者委が昨年11月にまとめた報告書は、「金銭授受はいじめから逃れるためだった」と指摘した上で、なぜか「おごりおごられる関係で、いじめとは認定できない」と判断し、死の教育長が「(同級生からの)金銭要求をいじめと認定するのは困難」「第三者委員会の答申を覆すのは難しい」と言ったそうですが、これって学校や教育関係者がよく使う手法であったりします。
例えば、いじめがあり発覚した。
先生がいじめっ子といじめられている子どもを呼んで、こういいます。
「Aくん、もう二度といじめなんかしちゃダメよ!」
「はい、わかりました」
「ちゃんとBくんにあやまりなさい」
「Bくん、ごめんな〜」
「Bくんもあやまっているんだから、許してあげなさい。はい、仲直り!」
これで、これまで暴力を受けたり、お金を恐喝されていたり、学校に行けなくなるほど苦しい思いをさせられたことは、なかったことになっちゃうんですね。
こうすることで、子どもたちが親にチクらなければ、学校も先生の評価も落ちずに済みます。
やっかいな親とのもめ事も避けることができます。
残念なことに学校というのは隠蔽体質があって、いじめ自殺があったとき、多くの場合学校側は最初「いじめはなかった」といいマスコミが生徒に聞き取りしたり、遺書などの証拠が発見してから「実はありました」なんてことが非常に多い。
だから学校側から出るいじめ調査で、わが校、我が市、わが県のいじめ調査はほとんど信用できません。
もし、いじめを本当になくしたいのであれば、面倒でもいじめを真正面からとらえ、解決するための方法を探っていく必要があると思います。
FHN放送局
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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
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