その人が知りたかったらその人の友だちを見よ - おぐらおさむ（巨椋修）の不登校・ひきこもり・ニートを考える

コネチカット大学の心理学者バーナード・I・マースタイン博士が、こんなことをいっているそうです。

マースタイン博士が婚約しているカップル99組を調べたところでは、
自己嫌悪感の強い人の７２％が、やはり自己嫌悪感の強いパートナーを選んでいたそうだ。
自分自身がたいしたことがない人間なら、やはり、周囲にはロクでもない人ばかりが集まってくる。
同じ性格の人が引き合うからだ。
（引用：「無料で学べる！人間行動心理学と健康問題」より）

他にも、中国の思想家荀子は

其の子を知らざれば、其の友を視よ。其の君を知らざれば、其の左右（＝君主の身近に仕える家臣）を視よ。

これらは、友だちや上司、部下だけではなく、恋人においても同じであるようです。

恋愛心理学には「釣り合い仮説」というそうです。

（参照：【恋愛心理】結局、人は同じレベルの異性をパートナーに選ぶ）

もし誰かが「私の周りにはロクな奴がいない」「なんだかひどい恋人ばかり付き合ってしまう」という人がいたら、それはその人もロクでなしであり、ひどいのかも知れません。

ことわざにも「類は類を呼ぶ」「類は友を呼ぶ」というものがありますが、これも同じでありましょう。

友だちや恋人というのは、その人をうつす鏡なのです。

また、良き友だちや恋人と付き合っていると、友だちや恋人の影響を受け、良き人に近づくことができます。

ロクでもない人と付き合っていたら、やはり影響を受けてしまいます。

だからこそ、友だち選びや恋人選びは大切なのです。

友だちはたくさんいればいいというものではありません。

心許せる人が1人や数人で十分なのです。

人間は人間とふれあい、影響を受け合うことで成長します。

いい友だちや恋人とお付き合いください。

ＦＨＮ放送局
巨椋修（おぐらおさむ）

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