キレる小学生とキレる高齢者の共通点とは?


文部科学省の問題行動調査で、小学生の暴力行為が4年連続で増え、過去最多を更新したといいます。





(引用;朝日新聞 http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150916003458.html



この図を見てもわかるように、中学高校生の暴力事件は減っているのに、小学生のみが増えているのです。



文科省の発表によると、暴力行為は、高学年よりも低学年に多いそうなんですよ。




さて、最近では、キレる若者は年々少なくなっており、注目されているのがキレる高齢者。




(引用:http://xn--w8jl9nxdwepc9a2b3d8636czdsbq41by8ba4062b6uc2va227z.com/345.html



なんでも、この20年間で傷害事件は9倍、暴力事件の検挙者は48倍になっているといいます。



この暴力事件を起こしてしまう子ども達と、老人たちには、ある共通点があるようなのです。




それは、自分の感情を言葉で言い表すことの下手さであり、自分の感情をコントロールできないということです。




自分の感情を言葉でいい表すことができないため、ささいな不満でも暴力や暴言で解決しようとする。




これ、子どもや老人だけではなく、青年や中年男性でもたまにいますよね。恋人や妻に口で勝てないから、つい手が出てしまうといったこと。




大人の女性にもたまにいます。自分の感情をコントロールできなくなってキ〜ッてなってしまう人。





これらって、つまりすごく幼稚な行動と言えます。




人間でもっとも、感情をコントロールできないのは赤ちゃん。




赤ちゃんは、やがて言葉を覚えたり、感情をコントロールすることを覚えたりしながら成長していきます。




つまり、自分の感情を上手く伝えられないために暴力行為を行う小学生は、うまく感情コントロールするとか言葉で表現することを、学べていないのです。



自分の感情を上手く伝えられないために暴力行為を行う高齢者や大人は、赤ちゃん返りをしているのです。



高齢者の場合、核家族化により夫婦二人だけの生活で、会話も少なくなりコミュニケーション能力が衰えてくるということもあるようです。



子どもも、親との会話が少なかったりして、友達との会話や表現能力がうまく学べていないということもあるでしょう。



大人や高齢者なら、自分が感情のコントロールや表現を上手くできなくなっていることを自覚すること。



子どもなら周囲の大人達が、感情のコントロールや表現の仕方を、ちゃんと教えてあげることが必要ですね。











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巨椋修(おぐらおさむ)

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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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