それでも上機嫌でいこう!



不登校やひきこもり、ニートなどをはじめ、いじめを受けてしまったり、人と仲が悪くなってしまったり、いろいろうまくいかないことがあったりすると、人は上機嫌でいられません。

どうしても不機嫌になります。

不機嫌になるとどうなるか?

不機嫌が続くと、鬱々としたうつ状態になってしまいます。

それだけではありません。

あなたは、不機嫌な人の近くにいたいと思いますか?

ほとんどの人は、不機嫌な人が嫌いです。

それに人の感情は、近くの人に伝染しますから、不機嫌な人の近くにいると、周囲の人にまで不機嫌になっていきます。

つまり不機嫌でいると、鬱々としたいや〜な気分でいるだけでなく、周囲の人も不機嫌になり、嫌われ者になってしまうわけで、何もいいことはありません。


また不機嫌な人というのは、実はワガママで自己チューであり、思いやりがない人なのです。

だってその人が不機嫌ということは、その人の周囲に人も不愉快になるということですから、思いやりのある人なら、なるべく周囲の人に不機嫌な姿を見せるわけがありません。


本当に思いやりのある、心優しい人であるなら、極力周囲の人に嫌な思いをさせたくないはずですから、不機嫌な姿を他人に見せることなど避けようとするものです。


では、不機嫌な姿を人に見せる人というのはどんな人なのでしょう?


そういう人は子どもであり、未熟な人といわれても仕方ないでしょう。


よく、泣いたりわめいたり、怒ったり、不機嫌でいると、周囲の人が気を使って、優しい言葉をかけてくれたり、話しを聞いてくれたりすることがあります。


もし、人にかまってほしくて、不機嫌になっているとすれば、これはもうどうしようもないくらいに人格が未熟な“かまってちゃん”と言われても文句は言えないかも知れません。
(もっともそういう人は“かまってちゃん”なので、文句をいってくるのでしょうが(苦笑))


逆に、人と会っているとき上機嫌でいられる人は、人格者であり気配りの人ともいえるでしょう。

上機嫌の人を嫌う人はあまりいません。

上機嫌でいると、人が寄ってきます。

ときどき「いつもご機嫌な人ってバカに見えるんじゃない?」なんていう人がいます。

眉間にシワを寄せている人がカッコよくうつるのは、映画とかフィクションの世界で現実世界では、頭の良し悪しは関係なく、むしろいままで述べてきたように敬遠されます。

敬遠される人は協力してくれる人も少なくなるから仕事もあまりできません。

いつも上機嫌な人は、人から好かれるから、困ったときでも協力者が現れて、助けてくれるから、仕事もうまくいくんですね。

むしろ知的で仕事がうまくいっている人ほど上機嫌で、不機嫌で仕事ができない人ほど不機嫌である場合が多いみたいですね。
(考えてみれば、当たり前(笑))


(イラストはここより引用しました→http://www.kadokawa.co.jp/book/200401000305/?select=osusume


だからね、どうせなら上機嫌で生きたほうがいいと思うんですよ。

例え嵐の中にあっても轟然と魔王のごとく笑うといいと思うんだな。すると嵐や雷雨もゆかいになるものです。








FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)