子は親を見て育つ。それは恐ろしいほどに真実
子は親を見て育つ。それは恐ろしいほどに真実
三浦展著『格差が遺伝する!』(宝島新書)によると、子どもの成績と
「母親の料理好きであるとこ」
「父親が読書好きであること」
「親子の会話の量」
「家族旅行の回数」
などが比例するという独自の調査結果を明らかにしている。
つまり、子どもの学力格差は、親の「収入の格差」ではなく、「生活の質の格差」によって生まれていると指摘するのである。
子は親を見て育つ。それは恐ろしいほどに真実である。
(2008年 週刊ダイヤモンド特大号 4/5号 「学校だけに頼らない「家庭力」の高め方」より
と、あります。親にとってはかなり耳の痛い言葉かも知れません。
『早寝早起き朝ごはん』とは、大阪府教育委員会委員長で陰山メゾットで有名な陰山英男副校長が提唱だした言葉ですが、山口県山陽小野田市の全小学生に対して、就寝時間と知能指数の相関関係を調べたデータ結果があります。
20時〜21時までに寝た子どもの知能指数がもっとも、優れており、20時までに寝ている子どもや、夜中の0時以降に寝ている子どもの知能指数は、ビックリするほど急激に落ち込むんですね。
さらに
朝ごはんの調査では、毎朝食べる子の知能指数は、103。
時々たべない子どもは、98。
朝ごはんを食べない子どもは90。
この知能指数90というのは、通常の授業についていくのが非常に困難なレベルと言われているそうな。
調査結果によると,学力と関連の深かった生活習慣は次の通り。
良い生活習慣
夜8時から9時までに寝る
家で勉強を2時間以上3時間未満する
学校以外で本をよく読む
悪い生活習慣
朝食を毎日食べない
勉強は大切だと思わない
家で勉強しない
夜早く寝て,朝ご飯をきちんと食べる。本をたくさん読んで,家庭学習もする。そういう子は学力が高い……
まあ、昔から当たり前っちゃあ当たり前のことですね。
ある人がこんなことを言ってました。
「学校体制が悪いから、我が子はダメになったなんていう親御さんはたくさんいますけど、テレビは見放題、携帯は使い放題、おやつは食べ放題、親御さん自身は本も読まない勉強する姿の子どもに見せない。そのくせ勉強しろばかりいうってんじゃあ、子どもがおかしくならない方が変なんです。
ゆとり教育のせいとか、学校のせいとか、政治や社会のせいとか言う前に、まず親御さんご自身の生活習慣から治していくべきじゃないでしょうか?」
耳が痛いです。(苦笑)
でも、事実といえば事実かも知れません。
子は親を見て育つ。それは恐ろしいほどに真実……
そしてそれは、もう終わったことではなく、いまも続いていることです。
親も子育てをしながら、人間的成長をしており子どもが成人したからって、その人の成長が終わったことではないはずです。
まあ、自分の子どもなんだから、それほど大したないって、気楽に構えて、あまり子どもにヤイヤイ言わないのも、大切なことでしょうね。(笑)
最後に、生活習慣がだらしない子どもが抱えている問題は、学力の低下だけじゃなかったりします。
学力が低下は、学校へ行く気力を削ぎますし、生活習慣がだらしないと生きる気力も奪っていきます。
体力もなくなっていきます。
結果、いろいろなマイナスが重なり、肉体的にも精神的にも不健康になっていきます。
そうならないために、まず親御さんから生活習慣の見直しを!
親がダメダメなら、当事者本人が、自分の意思でよりよい生活習慣を!
自分の人生、最後に自分のケツを拭くのは、親ではなく、自分自身ですもんね。(笑)
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