常識を疑え!
どうもね。
日本人は、この国が年々凶悪化していると“信仰”しており
この国の少年も年々凶悪化していると“信仰”しているみたいなんです。
そしてその信仰とは、盲信であり狂信でもあるんですがね。(苦笑)
その信仰の元は、マスコミ報道にあります。
ところが、マスコミというのはショーバイでやっているわけです。
日本は年々平和になっている!!
という報道をするより、
日本は年々凶悪化している!
と、報道した方が、新聞や週刊誌は売れるし、テレビは視聴率が高くなる。
内訳を知らない読者や視聴者は、軽く踊らされることになりますね。
マスコミの人だって、勉強していない場合も多く、マスコミ自身が捏造したり、誇張した風説を信じちゃっている場合も、多くあります。
(そんな人が、結構多いのも事実)
事実を事実としてちゃんと見るためには、その周辺の事情をなるべく、くわしく知っておく必要があります。
ではここで問題。
問い1;日本では年間、何人ほどの人が死んでいるのでしょうか?
こう質問すると、多くの人が、「縁起でもない」と、言って考えようとしないんですな。
しかし、真理を探究したい人、国民を管理しなければならない指導者、死にまつわる問題と真摯に向き合う必要がある人などは、知っておいたほうがいい。
問い2;その亡くなった方のうち、殺人被害者は何人でしょうか?
問い3;その殺人犯のうち、少年の犯人は何人でしょうか?
問1の答え、年間に亡くなった方、125万3463人。
(高齢化により年々増加中)
問2の答え、殺人事件で亡くなった方、409人。
(年々減少中)
問3の答え、殺人を犯した少年、46人
(年々減少中)
100万人以上の死者の中で、殺人被害者が1000分の一にも満たないのを、多いとするか少ないとするかの判断は、アナタ次第でございます。
また、凶悪化しているはずの少年が起こす殺人事件が、他の世代とくらべても多いとはいえないのが、この数字でわかるはずです。
さらに調べてみましょう。
平成23年度自殺者数。
3万651人。
殺人で殺される人より、自ら死を選ぶ人が 74倍 も多い。
交通事故による死亡者数
年間4612人。
人は他人に殺されるより、交通事故で死ぬ確立が11倍も高い。
と、そこでアッタマのイ〜ッ巨椋修(おぐらおさむ)は考える。
「そうか、とにかく自殺をしない。お外に出たり、人とのお付きあいをやめれば、少なくとも自動車事故や殺人被害に遭うことはないな。つまり安全な毎日を送りたければ、ひきこもりが一番!」
が……
待てよ……
死んじゃう人の多くは病気や老衰で死ぬわけだよね。
それ以外の死因ってなんだろ?
答え、事故です。
では、どこで一番事故に遭いやすいか?
交通事故?
それども通り魔みたいな人に刺されちゃうの?
いいえ、もっとも多くの人が事故に遭うのは、
家庭内でございます。
特に風呂場で溺死、食べ物を喉に詰まらせて死亡、転倒・転落して死亡なんてのが多い。
ちなみに殺人現場でもっとも多いのが住宅内で6割くらいが住宅内で殺されてる!
と、つまりはいつ、どこにいようと死ぬときは死ぬくらいに思っておかないと、なんにもできないのであります。
ふーっ
結局、完全なる安全なんてどこにもないのね。(笑)
ちなみに、殺人事件の多くは見ず知らずの人ではなく、知人、友人、恋人、家族との間で行われており、通り魔などほんの数%にしかすぎないのであります。
つまり、我々が思っている常識、
見知らぬ他人が人を殺すのではなく、
一番人を殺すのは、本人、つまり“自殺”であること。
次に、もっとも安全であると思っている家庭内での事故が大変多いこと。
殺人は家族や友人など、知り合いが犯人になる場合が多いということ。
などを知っておいた方いいのですよ。
なに?
そんなことを言われたら人間不信になるですって?
人間不信にならないために、我々は日々の行いや、約束やルールを守るよう努力をしておるのです。
誠実や正直さを積み重ねることによって、人は信用や安心を得るのです。
それが “常識” なのですよ。
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)