あなたがが悪いんじゃない
『不登校・ひきこもり・ニート』系の人、あるいはその親御さんに、多く見られることとして
“罪悪感の強さ”
“自責の念の強さ”
があります。
当たり前ですが、人間、反省するべきところは、ちゃんと反省し、これからの人生に生かしていかなければなりません。まったく反省しない人っていうのは、逆にすごく困った人ですからね。(笑)
でも考えてみてください。
『不登校・ひきこもり・ニート』というのは、そんなに悪いことですか?
『不登校・ひきこもり・ニート』の親というのは、そんなに悪い親ですか?
いいえ、決して悪いことでも親でもありません。
でも、いいことでもないんです。
でも、自責の念で悩んだり、罪悪感で悩んだりするほどのことでもないんです。
あなたが悪いから、そうなったのではありません。
だからといって、あなたが、自分のせいや、誰かのせいにしたところで、事態が良くなったりもしません。
自分のせいにしても、他人やなにかのせいにしても、何にもならないのです。
自分を責めて、自分を傷つけてもなんにもなりません。
他人や何かのせいにして責めても、相手を傷つけるか、逆に反撃されるだけです。
だったら、相手も自分も責めないのが得策。
あなたが悪いんじゃない。
誰かのせいでもない。
ただ、ちょっとした偶然で『不登校・ひきこもり・ニート』になってしまっただけなのです。
だとすれば、いまできることは何でしょう?
それは人によって違ってくると思います。
もしかしたら、いまはゆっくりと休むことがベストなのかも知れません。
いますぐにでも、立ち上がったほうがいい人もいることでしょう。
何かの準備期間の人もいることでしょう。
いま、あなたができるベストは何ですか?
焦らずに、考えてみるのもいいことかも知れませんね。
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)