言葉と表情が変われば行動と評価が変わる

あなたが過去、「気分がいい」という体験はどういう体験のあとでしょうか?

まさしく人それぞれでしょうが、人は以下のような場面のあと、「気分がいい」と感じるようです。


・人に認められ、誉められたあと

・感謝をされたあと

・何かをやり遂げたあと

・愛されていると感じたあと

・仲間と笑顔で過ごしたあと


などではないでしょうか?

だとすれば、周囲の人に「気分がいい」と思ってもらいたいときは


・人を認め

・感謝をされるようなことを行い

・人の成功を手伝い

・人を愛し

・仲間と楽しいひとときを過ごせるようにする



と、いうことになります。


わたしの知り合いに、これとまったく逆のことをやり続けている人がいるのですよ。

彼いわく


「どうせ、相手がオレのことを認めるとか、誉めたとしても、何かウラがあるに違いない。信じられない」

「なんでオレが感謝なんかしなきゃならないの?」

「やり遂げるなんで無駄、面倒くさい」

「どうせ、オレのことなんてみんなキライでしょ」

「仲間とかいないし」



はい、これを彼は実際に、暗い暗い表情で言葉にして、周囲の人に語り続けているのです。

そして行動も言葉通り。


当然、彼の評価は良くありません。

中には、応援をしてやろうかといって、彼のためにがんばり、尽力した人もたくさんいるのです。

そのおかげで、彼は目標としていたあることを成し遂げることができました。


しかし、その後の彼の態度が変わらなかったため、いまでは誰も彼を応援しようとする人がいません。


当たり前のことだと思います。


もし、彼が人々に感謝し、自分だけではなく、人の成功も手伝うだけのサービス精神があれば、彼はもっと大きな成功をおさめていたに違いありません。


この事例は、ある意味、反面教師となりますね。


人に接するときは、いい言葉がけをするようにしそのとき、明るい表情で、心からそう思っているという気持ちで接します。


「悲しいから泣いているんじゃない。泣いているから悲しいんだ」

という心理学の言葉がありますが、普段から、感謝の言葉や明るい表情をしていると、心がそのような気分に転化してきます。

明るい気分になれば、行動的になり、またそのように他者に接しますので“必然的”に他者からの評価があがります。

他者からの評価があがれは、自分に自信がつきますので、ますます明るくていい気分になっていくという【好の連鎖】がおこるようになります。


自己肯定感が低いと思っている人は、まず、言葉や表情から変えてみてはいかがでしょう?


ま、疲れない程度にね。(笑)


FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)