自殺者14年連続3万人超


以下、朝日新聞記事を引用。

内閣府警察庁は9日、2011年の自殺状況(確定値)の分析結果を公表した。


自殺者数は前年より1039人少ない3万651人に減ったものの、14年連続で3万人を突破。3月にピークとなる近年の傾向と異なり、5月が最多だった。


内閣府は「東日本大震災による経済の落ち込みなどが一因になった可能性がある」とみている。


とのことです。



※この図も朝日新聞さんより引用させていただきました。

この図を見てもわかるように、去年の自殺のピークは5月になっています。

従来では自殺のピークは3〜4月なのですが、5月にピークが来たのは震災の影響であろうと考えられています。

ぼくは震災の影響で、その後も自殺が増え続けるのでは? と、悪い想像をしていたのですが、幸いにもぼくの予想は外れ、前年は前々年よりも自殺が減るという結果になっています。

おそらく今年は、3万人以下になると予想しています。(この予想は当たって欲しい!)



自殺の原因・動機となった問題別では。(遺書などから推定できたケースが集計対象。1人当たり三つまで)

・「健康」(1万4621人)が全体の半数近くを占めている。

・「経済・生活」(6406人)

・「家庭」(4547人)

・「勤務」(2689人)

の順だそうです。若い層では


・「男女(関係)」は20〜40歳代を中心に1138人。

・「学校」も10〜20歳代を中心に429人。


が原因で自殺しているとのこと。


ぼくはこのブログで何回もいっていますが、自殺が絶対に悪いとは思っていません。

しかし、できるなら寿命をまっとうした方がいい。

この「寿命をまっとうした方がいい」という意見には、特別な理由はありません。ただぼくがそう思っているだけです。

そして誰しもが、自殺してしまいたいと思ってもおかしくないのが人間であるとも思っています。


政府は今月を自殺対策強化月間に指定。関連情報のサイト(http://promotion.yahoo.co.jp/gatekeeper/)で相談窓口などを紹介しています。

悩んでいたら相談してみてください。



FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)