中島知子さんとひきこもり


人気芸人「オセロ」の中島知子さんが、ひきこもり状態となり、住居と事務所の家賃を半年分滞納。裁判となっています。


中島さんは現在、病気療養中ということで自宅で休養中。

自宅マンションで女性占い師と同居しているといいます。

中島さんは、両親や友達とも会おうとせず、仕事も今回の裁判にも出てきませんでした。

一部報道によると中島さんは

「盗難被害に遭い、警察に『引っ越してはいけない』と言われた。警視総監と話している」(スポーツ報知)

などと主張しているといいますが、正直、警視総監という警察のトップが、一盗難被害者と会うとも思えず、また警察が盗難被害者に「引っ越してはいけない」というとも思えず、かなり荒唐無稽な話しとしか思えません。

また他の報道によると、

「中島が自宅で、顔全体にテープを貼り付けている。そして、手のひらにもテープをたくさん貼り付けて、顔を無表情で触っていた」(女性自身)

運良く彼女と会えた人によると、中島さんはベッドに横たわり、

「彼女はひと言も口をきかず、ただ、虚ろな目で寝たまま天井をぼんやり見つめているだけだった」(女性自身)


という状態であるとか。

これら報道がはたして、どこまで真実なのかは不明ですが、この通りだとすれば、かなり精神的に病んでいるのかも知れません。

彼女だけではなく、彼女と同居している占い師もまた、ただ、お金を絞りとるだけが目的だとすれば、やがて占い師自身が、非難されたり、訴えられる危険があり、中島さんを金づるにするにしても、決して賢くない方法です。

そのような無理のあるやり方をしていることをみれば、もしかしたら、この占い師も、パーソナリティ障害なり、何らかの精神的な病に犯されている可能性もあります。


しかし、現在のところ、中島さんは大人ですし、自分の意思と自分のお金でひきこもっているわけです。

彼女たちは犯罪者であるわけでもなく、あきらかな病人であるわけでもないわけですから、いかに親や親友、警察や保健所であろうとも、部屋の鍵を壊して、中島さんを引きずりだすというわけには行きません。

これは、他のひきこもりの場合も一緒で、成人した人が合法的にひきこもっている場合、自傷・他害のおそれがあると医師や行政が判断しないと、無理やり引きずり出すということはできません。

中には「そんなの無理やり引きずり出せばいいんだよ!」という人もいるかも知れませんが、もし、病気や犯罪などに関わらず行われるようになったら、権力者が気に入らない人を、どんどんと勝手に逮捕したり、施設などに監禁することもできるようになるため、これらは慎重になる必要があるのです。


中島さんの場合、家賃を払っていないということですから、今後、もしかしたら強制的に立ち退きということになるかも知れません。


もう少し、事態を見守っていきたいと思います。



FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)