『うつ 薬 多剤大量処方 わたしの場合 』というアニメ
ユーチューブに『うつ 薬 多剤大量処方 わたしの場合 』というアニメがあがっていました。
考えさせる作品です。
時間は13分50秒。
お時間のあるときに観てください。
作った方の経験が元になっているそうです。
ぼく自身は、いろいろなドクターや患者の話しを聞くようになってから、必ずしもお薬の大量処方が悪いとは思えなくなっています。
うつ病というのは、死亡率が高い病気です。
亡くなり方は患者が自殺するという恐ろしい病気です。
医師としては、何よりも患者の命を守らないといけない。
多くの医師は、大量処方に害があるのは知っていますが、患者が強く薬を求めた場合、断りづらい。
「この患者さんが、とにかくきょう一日死なないでのり切ってほしい。次に来るときまで死なないでほしい。減薬はそれからでもいい。とにかくきょう一日。とにかく次に患者さんが来るまで、命をたもっていて欲しい」
そう思い、薬の大量処方の害は知っていても、出さざるを得ないという医師もいると聞きます。
また、ときには患者さんが「薬をたくさん出してくれないと、死んでやる」と、脅してくることもあるといいます。
いま、前回お知らせしたように『FHN放送局』では、精神薬の質問を受け付けています。
もし何か質問のある方はどうぞ。
すべてにお答えできるかどうかわかりませんが、なるべくお答えしたく思っています。
FHN放送局
巨椋修(おぐらおさむ)