呪いの言葉より祝いの言葉を


不登校・ひきこもり・ニート』系の人たちと会っていて、いつも思うのが、この人たちはネガティブというよりも、むしろ


「自分で自分に【呪い】をかけている人たちだなあ」


と、思うことが数多くあるのです。

この場合の【呪い】とか【祟り】というのは、オカルト的な意味ではなく、人の悪口や人の失敗を望んで、悪口を広めたり、悪意の仕掛けをすることをいいます。


不登校・ひきこもり・ニート』系の人たちは、それを自分で自分にかけてるの。


「自分なんか生まれてこなければよかったのに……」

「みんなが自分に話しかけてくれのは、仕方なくやっているんで、本当は自分のことが嫌いなんだ」

「どうせ。自分なんかダメに決まっている」


まあこういった気持ちのことですね。


「人を呪わば穴ふたつ」


という言葉がありますが、この意味は


「人を呪うと、その呪いで相手も死ぬが、自分も死ぬ。つまり墓穴がふたついることになるから、人を呪ってはいけない」


ということです。


それが、自分で自分を呪うんだから、そこから這い出すのは大変です。


せめて自分だけでも自分の味方をしてあげないとね。(笑)


じゃあどうすればいいか?

自分で自分に祝いの言葉をかけてあげるんですよ。

ちょっとしたことでも、


「よくやったなあオレ」

「きょうはがんばったよ」


と、自分を誉めてあげる。祝ってあげる。


そうしたら、自分の心や魂が癒えてきます。

まず、自分の味方になって、自分を褒めてあげてください。

自分だけではなく、周囲の人にも、呪いの言葉より、祝いの言葉をかけてあげたほうがいいのです。


だれだって呪われるより、祝われたほうがいいしょ。(笑)



『FHN放送局』
巨椋修(おぐらおさむ)